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老後資金の取り崩し方の考察

こんにちは、松永陽央(まつながゆお)です。

2024年も順調に資産形成が進んでおり、私の現在の資産は約1.7億円です。
給料全額を1545 NF・米国株NASDAQヘッジ無ETFに投資する取り組みは続けており、これを2027年まではやろうかと考えています。
2024年3月から始めたこの取り組みでの5年間に形成できる資産は約4,000万円の計算です。
2027年末時点での私の資産は約2.4億円くらいでしょう。
中古マンション・住宅を買うとして頭金で5000万円入れても、金融資産として1.9億円くらいはあります。

さて、2028年以降私が追加投資をしないとすると、どういった資産の取り崩し方が必要になるでしょうか。

おそらくですが、生活費は年900万円くらいあれば十分でしょう。

年間の運用リターンの期待値を4%とすると、1.9億円の4%ですので年間760万円のリターンがあります。

年間生活費が900万円固定として定額取り崩しを計算してみましょう。

三井住友銀行の資産寿命シミュレーション
金融資産1.9億円
運用利回り4%
年間取り崩し額900万円

でシミュレーションをすると、

70歳時点:資産15,409万円
80歳時点:資産12,004万円
90歳時点:資産6,964万円
100歳時点:資産387万円
となり、100歳で資産を使い切る感じになります。
実際にはここに年金収入がありますし、不動産を売却すれば資金も出てきますので、このくらいで十分に逃げ切れる感じになります。

私のメインの運用資産はNasdaq100インデックスになり、過去リターンで年10%を超えているため、このシミュレーションは非常に保守的な想定です。
年900万円を使うというのは、歳を取れば家事代行サービスなど外部のサービスをガンガン使っていく想定ですし、旅行もするので、こんなものでしょう。

具体的な流れですが、

配当金との差分を埋めるために

  • 米ドルMMFを売却

  • 特定口座の日本株の中で投資規模が悪いものを売却

  • 特定口座の米株の中で投資規模が小さいものを売却

  • 旧NISAを売却

して、個別株の保有銘柄を削減していきます。
米株個別株は、最終的には Nvidia, Arm, ASML, TSMC, Nu Holdings, Palantirくらいに集約されるでしょう。
日本株は、三井住友銀行、住友林業、三菱UFJ、オリックス、SBG、日本製鐵、三菱商事、INPEX、ショーボンド、商船三井、信越化学
あたりに集約できればいいですね。

個別株の配当収入は魅力的なので、ゼロにはしません。
その後は

  • SBI証券の特定口座で持っているインデックス投信を運用期間の古い順に売却していく

最後に年齢的に80歳くらいから新NISAの売却に手をつけていく感じですね。
死ぬ間際くらいにiDecoを解約して死んだ後の面倒ごとを対応する費用にしましょう。

今回は私の資産取り崩しシミュレーションを考えてみました。
そろそろこれ以上資産増やしてもしょうがない局面になってきているので
資産を増やすというよりは、どうやって安全に取り崩すかの方向に頭を使っていくつもりです。

皆様も資産を最後に使い切るための方策を考えてみてください。

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