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CP+の試写コーナー再び

Nikonブースの試写コーナーは奥が深かった

CP+の初日のレポで、Nikonブースの試写コーナーは太っ腹!、と書いていましたが最終日の3月2日に再度立ち寄ったら、太っ腹な上に奥が深かった!

Nikon Z6III + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

今回はZ6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 SとNikon Z6III + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sという組み合わせでお借りしての光と影の撮影部屋へ。

Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで撮影

今回も根岸しおりさんでの撮影が適いました。今回はフリッカーレス機能を有効にしてもらって撮影に臨んだので黄色い帯は出ませんでした。
Z6は高感度高速機の位置づけで、Canonで言えばR6に相当しますがZ6の場合はすでにIII型となっています。SONYにオリジナル設計で積層裏面照射CMOSを作らせたと話題になったZ6IIIはさすがに全ての反応が早いところがウリのようですね。

Z6III + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで撮影したものをトリミング

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは二度目ましてなレンズだったので大体癖を掴んでいましたから今回はサクサクと撮り進んでいき、5分の撮影体験はあっという間でした。

Nikon Z6III + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影

ところでNikonの試写コーナーの奥が深いという印象について書かせてもらうかと思います。この試写コーナーには男性モデルもいたのです。お名前はわかりませんが、多分かなり活躍されている方だと思われます。

Nikon Z6III + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影

西暦2000年の香港映画「花様年華」に出ていたころの梁 朝偉(トニー・レオン)を彷彿させるイケメン振りは、同性ながら引き込まれます。まさに梁 朝偉をイメージした構図で撮影してみました・

Nikon Z6III + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影

この方、マジでカッコいい!撮っているときは映画のスチル撮影をしているかのような気分でした。

念願のLUMIX S5 IIを実写!

Panasonic LUMIXブースではかなり待たされながらもフルサイズLマウントのLUMIX S5 IIを実写することが出来ました。

LUMIX S5 II + S-R28200

装着したレンズは28-200のF4~7.1という高倍率ながらコンパクトで軽量がウリのS-R28200。このレンズは筆者が次に買おうと思っているレンズ、RF24-240mmの対抗機種にあたるもので、こういった高倍率のフルサイズ用ズームレンズがCanon、SONY、NIKON、LUMIXと出そろったことになります。Nikonの場合は28-400という化け物も存在します。

LUMIX S5 II + S-R28200で撮影

実写してみるとフルサイズっぽい精細な感じはありますがパナライカのようなキッチリとした感じではなく、いささか緩さが見えるところが特徴でしょう。いかにも高倍率という感じではありますが、この柔らかい感じは嫌いではありません。またS5 IIの色味はCanon機に近い感じで親近感があります。

LUMIX GH7 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.で撮影

同じ条件で今度はLUMIX GH7 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmで有栖美桜さんを撮ってみると、やっぱりパナライカは切れがありますね。ただ前回はG9M2で今回はGH7とカメラ本体が違います。GH7は動画特化のカメラです。そのせいでしょうか色味が濃いというか彩度が立っている印象があります。

EOS R7 + RF-S 18-150mmで撮影

Panasonic LUMIXブースはオープンスペースだったので自前のEOS R7レンズキットでも撮影が出来、3種類のカメラを比較することが出来ました。センサーサイズの違いで背景のボケが全く違いますが、35mm換算フルサイズ換算での画角はS5 IIとEOS R7がほぼ同じとなります。

久しぶりの再会

被写体モデルさんばかり紹介していますが、フォトグラファーの方にもサプライズ的な再開がありました。

フォトグラファー 後藤佑紀さん

後藤佑紀さんは昨年までレースクイーンとフォトグラファーの2足わらじで活躍していましたが、今年からは職業が完全にフォトグラファーとなって活動しています。
レースクイーンとかモデルをやっていただけあって見た目は華奢ですが、撮る写真はだいぶ強いと言えるでしょう。どう強いのかは下記の彼女のサイトをご覧になれば納得できると思います。

通称「きのちゃん」なので彼女のサイトの名前もKino Chan Portfolioとなっています。ここにある彼女の作品を見ると大方の人は印象とだいぶ違うと思うことでしょう。
ポートフォリオにあるポートレートやランドスケープ、ストリートなどを見るとブルース・ギルデンのFacing New Yorkを彷彿させる強さを感じます。
そして圧巻はモータースポーツ。筆者が10年以上かかった道のりをたった2年で乗り越えていきます。その作品群には愛と強さの両方が混在し、本当にモータースポーツを愛してやまないという空気が満ち溢れています。
レースクイーンやモデルを卒業してフォトグラファーになる方は、まぁまぁ多いとは思います。しかしスーパーフォーミュラの公式フォトグラファー代行が出来るほどのテクニックと審美眼を持っているのは「きのちゃん」以外いないでしょう。
レースシーズンが終わってから3か月弱、サーキット以外ではほぼ会うことが無い後藤佑紀さんですが、こういった展示会で再会できたことは本当にうれしいことです。

フォトグラファー 後藤佑紀さん

後藤佑紀さんは数年後にはとんでもない写真展開催や写真集出版を果たしていることでしょう。

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