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Canonの白いレンズの話
Canonの望遠レンズはなぜ白い?
一眼レフ時代から愛用しているEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM。今でもEOS R7に装着して現役で使いまくっています。
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Canonの望遠レンズ、特にLレンズではレンズ本体の色が白いというのが特徴です。スポーツ中継などを見ても白いレンズは思いっきり目立ちます。
最近ではSONYのレンズでも白い望遠レンズが出てきましたし、富士フイルムではシルバーのレンズも出てきています。
ではなぜ、望遠レンズは白くなったのでしょうか?
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カメラのボディは黒いのにレンズは白い。テレビ中継で目立ちたいというのもあったかもしれませんが、理由としては説得力がありませんよね。
望遠レンズが白い理由はズバリ熱対策です。
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7月21日にスーパーフォーミュラの取材のために富士スピードウェイへ行ってきましたが、気温は34℃を超えていました。加えて強い日差しが降り注ぐためにいろいろなものが熱くなってきています。望遠レンズもその大きさのために日差しをもろに受けますので当然熱くなります。SIGMAの50-600mmを使う方の話だとレンズ本体が黒いと持つのが嫌になるくらい熱くなるそうです。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMのフードは樹脂製の黒ですが、確かに熱くなるので白地のステッカーを貼って熱を反射させています。
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レンズが白いと熱を反射するのでそれほど熱くならずにレンズを操作できます。ズームリングやフォーカスリングは黒いゴム製ですが本体が白いために持てなくなるほど熱くはなりません。
炎天下で2時間以上は撮影するという状況では熱くならない白いレンズは極めて有効なのです。そう考えるとLレンズではないRF 200-800mmを白くしたCanonは英断だとも言えます。
ニコンユーザーは黒い望遠レンズでよく平気だな、と思います。超絶な放熱機構でもついているのでしょうか?