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デジカメの記憶媒体、栄枯盛衰

消えた記憶媒体の屍を超えていったSDカード

最近実家の物置から発掘されたOLYMPUS μ Tough 6000

OLYMPUS μ Tough 6000

これを使おうと思ったときに壁にぶち当たったのです。その壁とは「SDカードが使えない」!
なんとOLYMPUS μ Tough 6000の記憶媒体はSDカードではなくxdピクチャーカードだったのです。富士フイルムとOLYMPUSしか採用しない、というか2社の共同開発で新規格の記憶媒体を起ち上げるという暴挙の末この2社以外はSDカードへと流れていくという悲しい結末が待っているxdピクチャーカード。

Micro SD用のSDカードアダプタとxdピクチャーカードアダプタ

そんなxdピクチャーカードなんて手持ちがあるわけないじゃないですか。仕事用のCanonだってSDカードのUHS-2なんだし。

というわけで慌てていたらカメラに刺さっていたxdピクチャーカードが実はMicro SDのアダプタだったのです。早く言ってよ!

まぁ、日本企業って独自規格乱立させてから競争させて淘汰させるというやり方がかなり浸透しているのでしょうか。古くはビデオテープのVHS vs ベータ、レーザーディスク vs VHDからのSONY メモリスティック vs xdピクチャーカード vs SDカード。

メモリスティックってまだ使っている人はいるのでしょうか?

ちなみにxdピクチャーカード、2002年に発売開始し富士フイルムでは2010年に生産終了。8年で終わるというのは悲しいですね。

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