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CanonのAPS-C機 EOS R7 と RF-S 18-150mm F3.5-6.3 IS STMレンズキットを極める その2 羽田空港
羽田空港で飛行機を撮ってみた
前回、EOS R7と RF-S 18-150mm F3.5-6.3 IS STMのレンズキットは何でも撮れそうだ、というお話をさせていただき、その作例としてモータースポーツの写真をあげさせていただきました。
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しかし、モータースポーツの写真を撮るというのは多くの方にとっては身近ではないのかもしれないと思い、比較的身近と言える動体の飛行機を羽田空港で撮影してきました。
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場所は羽田空港第2ターミナル南展望台。つまりANA側のターミナルの屋上です。
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このレンズキットの広角端は18㎜、フルサイズ換算で28.8mmとなります。この展望台から広角端で撮影すると水平線を境に空と海がくっきりと分かれているのがよく見えます。
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望遠端150㎜(フルサイズ240mm相当)で手前の飛行機に寄ってみると、飛行機に関連した働くクルマの様子も手に取るようにわかります。
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そんな望遠端150㎜を使って飛行機の離陸を撮ってみようというのが今回のテーマです。
この記事のタイトル画像にもなっている写真は望遠端150㎜で撮影したものをトリミングして使っています。
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EOS R7 の3230万画素と RF-S 18-150mm F3.5-6.3 IS STM解像力があればこの程度のトリミングは許容範囲内です。
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上の2枚の写真を見比べてもらえれば、このレンズキットのトリミング耐性の高さをお解りいただけると思います。
筆者はモータースポーツ写真はプロとして活動していますが、飛行機写真は完全な素人です。しかしトリミング前提でフレーミングすることで失敗を少なくすることは可能です。
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飛行機写真のプロの方であれば上の1枚目で完全なフレーミングを行い写真として成立させるでしょう。またシャッタースピードももっと低速にして背景をぶらすことで飛行機を浮きだたせるということもするでしょう。
筆者の撮影した1枚目の写真はフレーミングに自信が持てないので、飛行機を少し小さめに撮影してトリミングの余地を残し、またシャッタースピードも1/500にして被写体ブレを防止しました。こういった安全策を取ることが出来るのもこのレンズキットの基礎性能が高いがためにできることです。
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筆者は飛行機写真が素人だ、というところにはもう一つ理由があって、撮影場所を把握していない部分も挙げられます。今回撮影して分かったことは、小型機は滑走距離が短く、大型機は長いということ。
目の前で離陸するのは国内線用の小型機ばかりで国際線の大型機は目の前を通過してかなり離れた場所で車輪が地面から離れます。
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なんとかトリミングでリカバリーしてみましたが、WEBレベルでは使えても印刷レベルでは細部のロゴ類が陽炎で滲んでしまっている状態まで距離が離れてしまいます。陽炎が影響すると光学性能では太刀打ちできません。
大型機の離陸を撮影する場合は、離陸コースが南から北へ向かう場合は第2ターミナル北展望台で撮影するのがベストと言えるでしょう。
羽田空港や周辺には展望台以外にも撮影スポットが多いようです。その辺りも後日、このレンズキットで回ってみようと思います。