古典にならう
のだめカンタービレの再放送を見ている。
面白い。コメディタッチな部分も、
音楽の良さとか面白さとか厳しさとかも、
概略を知ることが出来る。
ストーリーも素敵で、
登場人物たちは好かれるような人柄ばかりだ。
俺は真澄ちゃんが大好きだ。
最初にAオケでティンパニーを叩いていたシーンは
すごく楽しそうで音楽は楽しくなきゃなあと思う。
見るのは初めてではない。
放送当時、見ていた記憶がある。
2006年だそうだ。幼き愛くるしい俺は6歳。
きっと何が何だかわからなかっただろう。
母と姉がすごく気に入っていて、
かじりつくように見ていたのを覚えている。
しかし今見ると、変わる、わかる。
話もわかるし、演技への見方も変わる。
音楽への意識なんかもわかる。
面白い。
しかし。
引っかかる部分が多数ある。
例えばセクシャルな描写や
暴力表現、差別発言など。
シュトレーゼマンのセクハラや、
千秋の暴行、千秋の暴言。
その演出など、、、。
これは世間がこう言いそうとかいう
世論によるバイアスのかかった思考では
ないような気がする。
気がするだけで、真偽はわからないけど。
例えば自分がそんな行為をされたらとか、
自分の大切な人がそのような扱いを受けていたら。
と思うと、違和感が拭えないし、憤りすら覚える。
がしかしだ。
これで作品を頭ごなしに否定するのは違う。
気がする。これは紛れもなく、当時のコンプライアンスを
クリアした作品で、当時も人気を博した作品だ。
(当時のコンプライアンスがおかしいというのは置いといて)
自分も面白いと思っていることは間違いではない。
ここでの問題は、作られたのは当時だということ。
この『当時』の文脈を忘れてはいけない。
源氏物語を読んで、
『これは今の価値基準にあってないよ』
っていうやつがどこにいるだろう。
それと同じである。
こののだめという作品は、そのコメディタッチな演技と、ストーリーの面白さ、音楽というものへの情熱で構成された、どの世代をも巻き込む素敵な作品なのだ。
どんなことにも、当時の文脈を理解するというリテラシーが必要だなということを感じた。
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7:31起床。
歯磨き。朝ごはん。ヨーグルト美味い。
パッドかまってみる。
気分が悪いので2度寝。
2度寝も時には良い。
喫茶店。
プレスサンド美味い。
カラオケ。2時間。
叫ぶのは楽しい。
2時間でヘットへトになった。
帰って先輩の演劇。
2時間、濃密。
苦しいところを苦しく演出できるのも
夜ご飯。
ポトフ食べたいので作る。
油ものが苦しくなってきて、
煮込み料理を食べたいの
のだめおもろい。
当時の作品を今の価値観で見るときは、
その当時の背景をちゃんと把握しなければならない。
頭ごなしに否定してはいけないこと。
暴力シーンやセクシャルな表現はあれど、
コメディとしても、ラブとしても、人間の成長を描くとしても、
上手く面白くできているし、スピード感がとてもいい。
放送当時は小学生だったなあ。
20200910
〈食事〉
朝:コーンフレーク(ヨーグルト)
昼:プレスサンド(ハムチーズ)、クリームソーダ
夜:ポトフ
〈エンタメ〉
まるかど企画「POPTEEN」
のだめカンタービレ