叱り
父に怒られた。
部屋でウダウダ、スマホを触っていた。
「散歩でも行ったらどうだ」
と言ってくるので、
「そうだなあ、
〇〇くんちの辺りまで行こうかな」
と返すと、
「いきなり遠くまで行こうとするなよ。
まずはその辺でも歩いてこい。」
と怒鳴る。
父は癇癪を起こすことが稀にあった。
それは彼が何かに追い詰められている証拠であり、何かに挑んでいるサインだった。
でも何と戦っているのかは
いつも教えてくれなかった。
結局何に気を揉んでいたんだろう。
分からないままここまで来た。
怒鳴られて言い返せるほど、
肝が座ってない自分は、
口をつぐんでスマホに目を落とす。
夜のスマホは眠れなくなるくせに、
昼のスマホは眠気を誘う。
天邪鬼なやつだと思う。
俺の意見も聞いてくれないか。
とにかく眠ってしまったらしい。
起きたのは、19:34の話である。
8月は3度寝からの幕開けになってしまった。
起きたら六畳一間のソファの上である。
もちろん父はいないし、
〇〇くんちも歩ける距離にはない。
実家を舞台にした夢を見ていたようだ。
つまり父の怒りも言葉も、
自分が無意識のうちに作り上げたものか。
だとしたら、刺さりすぎるな。
「いきなり遠くまで行こうとするなよ。
まずはその辺でも歩いてこい。」
大きな目標を立てて、
そこへの意識をしすぎる。
だけどまずは身近なことから。
歯磨きをして、シャワーを浴びて。
日光浴して、深呼吸をしてから、
1日を始めよう。
目の前の事をこなす積み重ねが
大きな目標に繋がってくれるはずだ。
才能は圧倒的努力の上に立つと信じている。
そう信じることで、勝手に救われる。
距離のある理想への道が、
目の前に伸びていく感じがする。
全くの自分都合による信条だが、
救われるならそれでいい。
目の前のことをまずこなそう。
20200801
〈食事〉
朝:なし
昼:餃子丼、ズッキーニのカルパッチョ
夜:エビピラフ、ハッシュドポテト
〈エンタメ〉
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妖怪シェアハウス1話
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毎日毎日、
自分を前向きに保つために、
書いているような気もしてくる。
それはそれで良い。
それで前向きに保てるなら。
何もせず正気でいられる世界じゃない。
頂いたサポートで、ちょっといい生活を送ります。 ハーゲンダッツ買ったりとか、鶏肉を国産にしたりとか。