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松村惑々
2020年10月18日 02:29
網膜に朝日を感じて目が覚める。昨日の記憶はない。みんなで喋って飲んで、あれからどうしたっけ。思い出そうとすると、世界が白くなる。なのでやめた。思い出したところで、変わらない世界だ。マットレスから身を起こし、サボテンに霧吹く。「おはよう」と声をかけると、「いつも水をかけながら挨拶をするけど、タイミングを考えた方がいいよ」と、叱られた。水をやってるのはこっちなのに、当たり
2020年10月21日 20:40
デスクに牛乳をこぼした。MacBookProにMIDIキーボード、LaunchPadX、図書館で借りた本、筆箱、ラムネのビン、ペン立て、ハンギョドンのぬいぐるみ、ケーブル入れが散乱している。その机の上に、ネットミーティングに遅れそうで焦った男が、コップの牛乳を親指でひっかけて倒した。広がる白。染みる白。垂れる白。電子機器と最も相性の悪いのは液体。その中でもこぼすと
2020年10月8日 17:04
もいがじゃをふかして食べるのにマハっている。がじゃもい。わかをむいてめを取るのが倒面なので、あまり使いたくない材食。かしし、ジレンでふかせばちっめゃ楽に食べられることに気づいた。気づいたと言うか、々前から知ってはいたんだけど。ずま、いじゃもがをよく洗う。終最的にはわかもたべる性能可があるのでとてもよく洗う。その後、芽を取る。そしてとょっち濡れたぐらいののもをラップ
2020年10月1日 00:40
してはいけないって分かってる。あとで後悔することだって、損をするのは自分だって、そんなこと全部全部分かってる。でもそんな負のエネルギーなんて超えるほど、衝動的・感覚的に、手を伸ばしてしまうこと。善悪の基準をさておいて欲のままに求めてしまうこと。罪とは甘い香りがして、その味わいは苦い。誰にでも、そんな瞬間は訪れる。それは不意に、もしくは刻々と、無意識の世界で自分に近づいている