アイデアソン初チャレンジ!
リクルートさんの展開する「サンカク」というサービス経由で、
初のアイデアソンに参加させて頂きました。
どこの企業のなんて案件?というところは、もしかしたら書いちゃダメかもしれないので、詳細には触れずにニュアンスと、そこから学んだ次へ活かせそうなポイントだけ記載します。
概要
ある企業の共有スペースをお借りし、予め与えられたテーマに対し、
チームごとにグループワークでアイデアを出し合い、
最後に5分程度のプレゼンテーションを行う、という流れでした。
今回は4人×2チーム、計8人の参加でした。
当該企業の社員の方は、メンターという形で、困った我々にアドバイスをしてくれる役割を担ってくださいました。
説明を聞いた段階で、「結構ハードだな」とドキドキしながら、
チームメンバーの方々と自己紹介し、いよいよスタートです。
ブレる論点
まず最初に、10分間で「各人のアイデアを出し合おう」と、付箋にアイデアを書きました。
その後、これらについて発表しあい議論が始まったワケですが、
恐らくこの手順は良くなかった。
なぜなら、アイデアが「具体的な方法ありきでのアプローチ」になってしまったから。
本来サービスを考える際は、ペルソナを最初に考え、
「その人に刺さるサービス」という順序で検討しないと、
「誰にも刺さらないサービス」になってしまう。
最初に「誰の(who)」「何を(what)」を明確にすべき、ということ。
※競合サービスがないか、そのサービスに対する優位性は何か、
も合わせて考える。
頭ではわかっているつもりでも、いざやってみると
サービスアイデアばかりにフォーカスし、結果、コンセプトを後付けするが、振り返ると理論は穴だらけ、となる。
このパターンに漏れなく落ちました。
なので、ただでさえ時間のない中、最初の30分を浪費してしまい、
再度スタート地点からのやり直しになりました。
考えて無言になる時間
どんどん議論をしたい、目標に向かって前進し続けたい、と私は考えるタチなので、議論ができず黙って考える時間が多くてヤキモキしました。
時間がかなり限られている状況でしたので、「早く議論しようよ!」とは思うものの、各人のアイデアも尊重したいし、リーダーシップをとって主導権を握りすぎるのも良くないな、と思い遠慮していた面もあります。
でもやはり、誰かが議論を主導していかないと、同じところをウロウロして、議論が進まない中、時間だけは刻々と過ぎていきます。
仕方なく、最年長の私がホワイトボードに書きながら議論を主導することにしましたが、どうしてもリーダーがいるとその人の発言が強くなる傾向にある気がして、大変申し訳なかったなぁ、とも感じました。
結局結論も、私が発したジャストアイデアで決まってしまいました。
みんなに確認して、納得してくれている感はありましたが、
みんなが私に気を遣ってくれただけかなぁ、とも思います。複雑。
ただここに関しては、未だに正解がわかりません。
構成するメンバーによってもベストな進め方が変わると思いますし。
進め方については、機会を何度か重ねてブラッシュアップしたいと思います。
プレゼン下手すぎ
なんとかかんとか、時間内で結論を出し、最後10分程度でプレゼンの準備をします。
プレゼンは、「最近プレゼン勉強中です」と不用意な発言をした私がやることに。
で、実践しましたが、以下のようにボロボロでした。。
・キャッチーなタイトルを(せっかく考えたのに)言い忘れる
・時間が短かったため超早口
・端折って説明したため、大事なポイントを言い逃す
・その結果、ニュアンスが伝わらず、提案の価値が下がる
・寸劇、やり切れず
即興でやった準備不足、ストーリー構成力の低さ、等々。
その場でやるプレゼンは、普段からやっていないと難しいな、と感じました。
あと、プレゼンをする私以外の3人で寸劇をやってもらいましたが、
打ち合わせほぼなしのぶっつけ本番だったため、しっちゃかめっちゃかになり、私が途中で強制終了させました。
その判断だけは正しかったかな、と思いますw
みんな、頑張ってくれたのにゴメンね。
まとめ
色々書いてきましたが、ポイントとしては以下。
・アイデアソンでは、最初に「who」「what」を考え明確化
・その後、実現方法のアイデア出し
・議論は遠慮せず積極的に(ただし、独善的になり過ぎないこと)
・プレゼンは結論から逆算してストーリーを構成する
(結論が弱いと何が言いたかったかわかりづらくなるので、結論は確信を持って強く言い切ること)
アイデアソンに参加してみて、普段使わない脳領域を使って考えるので、
非常に疲れたけど、非常に楽しかったです。良い経験になりました。
メンバーにも恵まれたと思います。
一緒に参加してくださった皆様に感謝。