松本佳奈、活動アーカイブ
シンガーソングライター、松本佳奈です。
私について
1985年生まれ
"どんな人でも自然体でいられる場所をつくる"をテーマに活動する、木更津出身シンガーソングライター。
家族との価値観の違いや、集団生活に馴染めなかった学生時代を経て、「自然体でいられる場所を複数持つこと」の重要さを感じ、音楽を通じてそういった場をつくることに興味を持つ。
木更津では、お寺や森・廃業した銭湯などを活用した音楽イベントを多数企画。2019年 アートを通じた街づくりを目的とする市民団体「art of dialogue / リビングケア」を立ち上げ、上手い下手の評価にとらわれない自由なアートワークショップの企画や、木更津駅階段アートへの協力を行う。
2023年春、木更津駅階段下のコンビニ跡地に、一箱本棚オーナー制の図書室「FLAT」をつくる。誰でも月2000円で本棚を借りて好きな本を置ける仕組み。70名以上のオーナーによる多彩な本棚が楽しめる。
ドラマーであり映像作家の夫と3人の子どもたちと、庭にサルやイノシシが訪れるような里山の古民家で、太陽と共に起き太陽と共に寝る日々。旬の野菜を食べること、生き物を観察すること、読書が好き。
2008年より都内を中心にピアノ弾き語りの演奏活動を始める。2012年 代表曲「Strings」を収録した『生きているだけの価値』を全国リリース。2014年 渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてワンマン公演を実施。2016年 漫画家ちばてつや氏原作の映画『風のように』主題歌「恋風」を書き下ろす。2020年 クラウドファンディングによって6枚目となるアルバム『私の日常』を制作。
これまでに6枚のアルバム、2枚のシングル、4枚のDVDをリリース。
わたしの活動が、年齢や性別、国籍、価値観がばらばらな人達を繋ぐ一本の糸となりますように。
インタビュー
思いの丈
YouTube
これまで主催してきたイベント
愛染院うたう花まつり(2013〜)
木更津駅徒歩5分のお寺「愛染院」にてお堂ライブ
渋谷 duo Musix Exchange ワンマンライブ(2014)
かずさキャンドルナイト(2014〜2016)
50店舗のマルシェと音楽の野外イベント。木更津アカデミア公園にて。
cafe GROVE 森のライブ(2015〜2019)
富津市の森の中にあるCafe GROVEにて
セイノユカ(画家)/ Fanaco(アーティスト)
新大久保R'sアートコート 弦楽四重奏ホールコンサート(2015)
エザワフルーツランド ブルーベリーライブ(2016〜)
毎年山の日(8/11)木更津の山の上のブルーベリー園にて
ikuiro 中山育美(画家)
木更津銭湯フェス人参湯(2017〜2019)
廃業してしまった銭湯「人参湯」にて掃除イベントと音楽フェスを開催。
2019 岩手県陸前高田りくカフェより台風被害への支援金を頂きました。
授乳&おむつ替えしながら聴ける助産院ライブ(2018)
長男出産でお世話になったキミツナカノ助産院にてミニコンサート
長谷川由実(パーカッショニスト)
ホール独演会〜ことばの色彩〜(2017〜2019)
東京 永福町のホールsonoriumにて3年連続で開催したホールコンサート。
個展「わたしの部屋と、ことば展」(2019、2022)
原宿アコスタディオ ホール独演会(2022)
その他
遠征
フランス
東北
東日本大震災を機に2019年まで岩手沿岸へ通い、現地の方のリクエストに応えて伴奏する生演奏カラオケ「歌声喫茶」を仮設住宅で開催したり、子どもたちとのライブペインティングなどを企画。2015年 岩手県田野畑村の島越地域にて、津波で消失してしまった校歌の譜面起こし作業を担当。
<経緯>
山口
周南市ムーランルージュ(2014・2015)/ 岩国 パン屋「種と土」・福城寺(2016) / 山口市 芳流庵(2016)/ 岩国 レストハウスたんぽぽ(2019)
北海道
札幌琴似コルテナ / 小樽 旧岡川薬局 / 札幌 SOUND CRUE / 札幌 UNIONFIELD / 初山別天文台 / 鷹栖Simple / 鷹栖 ハレバレパレット
福島
福島市Re-Acoustic
長野
いいやま菜の花まつり / 飯山市文化交流館なちゅら / 飯山市立東小学校 / 飯山市瑞穂小菅集落講堂
静岡
イオンタウン富士南セントラルコート
愛知
名古屋 TORIDE(2016)
大阪
京橋ベロニカ / 心斎橋ヒルズパン工場 / 南堀江knave / 南堀江CAFE DINING BAKU / 谷町BAR SKIPPY
兵庫
尼崎Blanton
徳島
四国放送まつり(2014)
福岡
ドラムレジェンド(2014)、照和(2014)
屋久島
安房体育館 / 宮之浦体育館 / 一湊キヨコンネガイ
楽曲制作、実績
2009年 映画『キャラ丸くんとドク丸くん』主題歌「あいさつマーチ」作詞作曲
2012年 おらほせんがわライブコンテスト優勝
2012年 映画『かっぱのすりばち』主題歌歌唱
2015年 かずさJC50周年テーマソング「かずさの空に」作詞作曲
2016年 武蔵野大学文学部創立50周年作品『ウエストトーキョーストーリー』劇中音楽
2016年 ちばてつや原作アニメ『風のように』(第一回やなせたかし文化賞受賞作品)主題歌「恋風」作詞作曲
2017年 長野県いいやま菜の花まつりイメージソング「チィチィハーハ」作詞作曲
2017年 映画『話す犬を、放す』エンディングテーマ歌唱
2019年 木更津市立富来田小学校校歌作曲
2019年 bayFM ハーバーシティ蘇我CM制作
2019年 映画『たまらん坂』劇中歌(フランス マルセイユ国際映画祭2019インターナショナル部門入選)歌唱
2020年 鳥飼農場 とりかいさんちのたまご テーマソング制作
2020年 武蔵野大学校歌「ああ武蔵野の野にあれば」歌唱
2022年 新潟 ふれあいファーム三ヶ村「おかUFO」ナレーション
2022年 木更津市制施行80周年記念ソング「星を見に行こう」(詞曲 イシワタケイタ/松本佳奈)
2022年 まちづくり木更津制作『木更津駅ピアノの日常』ナレーション
講演
木更津東高校芸術鑑賞会(2016)
共生社会フォーラムin千葉
千葉県障害者就労支援キャリアセンター
だれもが住みやすい街づくりフォーラムfrom千葉
社会福祉法人 千葉市手をつなぐ育成会 でい・さくさべ
木更津市立岩根中学校 命を考える集会(2019)
木更津市東清公民館 子育てを考えるトーク&ライブ
岡山県笠岡市民会館 人権教育講演会・平和祭
他(2017)
木更津市男女共同参画フォーラム(2022)
ヒューマンフェスタ in 木更津(2022)
まちづくり
木更津を舞台にした写真教室の開催
木更津CMコンテストへの出品
木更津 駅の図書室FLAT企画(2023)
アート
2009年 西東京市 レッジョ教育を広める会キオッチョラ主催『にょきにょきワークショップ』スタッフ
2019年 感性の教室〜幼児クラス〜(木更津金田地域交流センター)
2019年 木更津第一小学校学童保育
2019年 大人のためのアートワークショップ(古民家ワークスペース a piace of peace)
2019年 市民団体『art of dialogue/リビングケア』立ち上げ。木更津市まちづくりコンテスト優勝
2020年 木更津市 芸術文化に親しむまちづくり振興事業 企画協力
2023年 木更津駅西口階段アート制作
まつかな食堂
2019年からスタートした月額制ファンクラブ
北村食堂
飲食店での調理経験がある松本佳奈と、病院での調理経験を持つ夫・北村秀人が、不定期で開催するリアル食堂。レンタルスペースを借りて和定食やコーヒーなどを提供。育児、介護中で食事を作るのが大変な方や、ほっと息抜きしたい方へ。
フライヤー制作
LP制作
人生のあらすじ
1歳の頃に両親が離婚し、ピアノ教室を営む母と祖母との3人暮らしで育つ。「他人に甘えてはいけない」「両親揃っている家庭の子より優秀でなければいけない」という家族からのプレッシャーを受ける中で、ありのままの自分を出せる場所として絵や物語を書いたり曲を作ったり、創作に没頭するようになる。
内向的な性格で大勢の輪に入るのが苦手だった。暇さえあれば本を読んでいた。中学に進学すると、同級生が窓ガラスが割るなどして授業が成り立たないことが多かったり、描いた絵をバカにされたりして、1年生の夏から不登校になる。不登校の間、漫画や小説を描いてコミケで販売する。自分の絵を購入してくれる人がいる…その嬉しさや自信が大きな支えとなった。
転校をきっかけに学校に行ける日が増える。転校先の音楽の先生から合唱団に誘われ、ゴスペルに出会ったことで、歌う楽しさに改めて目覚め高校進学後、進路相談で希望職種を「シンガーソングライター」と書いて先生から怒られる。
それならば執筆の仕事に就こうと思い、小説を一本書いて武蔵野大学文学部 日本語・日本文学へ。児童文学や、着付け・懐石料理体験などの日本文化を学ぶ。しかし軽い気持ちで受けた音楽事務所のオーディションが詐欺で、19歳で数百万の借金を抱える。昼は大学、夕方は飲食店、夜は飲み屋でのアルバイトを掛け持ちして借金を返し続ける日々。
大学4年の時、ギターボーカルの男の子と組んだアコースティックデュオcasual comfortで全国デビューが決まり、1st albam『吉祥寺には君がいない』をリリース。しかし大学卒業後すぐに相方が別のプロデューサーに引き抜かれ、解散。「あなたは音楽に向いていない、彼の足を引っ張っている」と言われ大きなショックを受ける。
闇の中を手探りで進むように。音楽を辞めた方がいいんじゃないかと何度も思いながらも、人に恵まれ、励まされ、東京でのライブを続ける。
しかし2010年 25歳の時、大学時代の借金がまだ尾を引き、音楽活動も思うようにいかず、東京を離れ木更津に帰る決意をする。が、そのタイミングで音楽プロデューサー時乗浩一郎との出会いがあり、2012年冬 ソロで初の全国リリースとなるアルバム『生きているだけの価値』を制作。代表曲「Strings」のMVが1万回再生を超える。
プライベートでは2012年に結婚、2013年に離婚を経験。
2014年にはベルウッドレコード Cocktailレーベルより『死んだように生きるのはもうやめた』を全国リリース。渋谷duo Musix Exchangeにて300席満席のワンマンライブを成し遂げる。
けれどその夏のツアー中に体調を崩し、入院。
遺伝性の自己免疫疾患だった。目が腫れ、関節が炎症を起こし、膝に水が溜まり、高熱が出て歩けなくなった。
この入院をきっかけに、自分が本当にやりたいことはなんなのか。これからどういう人生を送っていきたいのかをじっくり見直す。
自然体で生きたい
肩肘を張らず、人と比べず。自然の中で、自分のペースで暮らしたい。
そこから徐々に、東京のライブハウス中心の活動から離れ、地元木更津を中心にセルフプロデュースでの活動にシフトしていく。自然環境でのイベント企画やクラウドファンディングを活用したアルバムリリース、MV制作、月額制ファンクラブの設立など。
2017年2度目の結婚、2018年には第一子となる長男を出産。出産を機に木更津の海側から山側へ移り住む。
現在、三児の子育てをしながら、音楽・アートを通じて、誰もがありのままの自然体でいられる居場所作り、まちづくりに取り組んでいる。
今の私があるのは、何者でもない私の歌を好きと言ってくれて、応援しようと思ってくれた人たちのお陰様です。伸びしろを信じて、支えてくれた人たちのお蔭様です。
これからもどうぞよろしくお願いします。
松本佳奈
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