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『カムカムエヴリバディ』勇の挫折
『カムカムエヴリバディのですねー
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大阪に帰る前の
稔とキャッチボール中に
自分の気持ちを語り始めた
勇
勇は
稔が
安子に本気になるとは思いもしなかった
だからある意味安心して
野球に没頭していたのですが、
そうではないと気付き話したのでしょう
稔は、
橘家に正式にお付き合いしたい事を伝え
誠心誠意を尽くして、
両家に理解して貰う気持ちです
でも
勇は、
稔に対してのコンプレックスもあり、
「俺は諦めへん
野球も、あんこも」そう
宣戦布告の様に
稔に言います
安子は
家族に迷惑をかけることになった事を
お母さんに詫びますが、
「お父さんも
お母さんも、
安子の幸せが一番やから”と
言ってくれます
しかし、時代は戦争の最中、
様々な暗雲が漂っています
たちばなに砂糖が来なくなる、
弟子の一人に召集令状が届き
来週頭に出兵と、不安が深まります
学生は召集されないと
稔から手紙で聞いた
安子は安心して入るものの、
店の事等心配しています
ある朝、いつもながらに
ラジオ英会話を勉強後
ラジオ体操に参加する
安子は
町内会長さんに注意されますが、
息子の吉之助の機転で回避されます
✳︎吉之助、好き
吉之助が言う様に、
ラジオで流しているという事は
英語はまだ許されているのだろう、
そう思って大丈夫だったのです
しかし、
夏の甲子園を目指し地方予選に勝ち進む
勇でしたが、
ドイツとソ連の戦争が始まり、
日本軍も敵地に入ったと
ラジオで臨時速報があった事で、
全国的な大会は禁止され、
勇の夢は絶たれました
また、ラジオ英会話も
次の日から流れなくなりました
そんなある日、
安子が神社にお参りに行くと、
勇が柱の下で
座り込んで居るのを見かけます
ちょっと気を利かせて
お祈りの最後に
「勇ちゃんが甲子園に行けます様に
…あ、来ないな事お願いせんでも
勇ちゃんは行けるよね」とつけます
すると
勇は、
今年から甲子園がなくなった事を言い
立ち上がります
そして
いきなり
安子を抱きしめます
驚き離れる
安子
居た堪れなくなり走り去る
勇
稔に野球だけは勝ると信じて生きてきた
勇の心はバラバラなのかもしれません
どうなるの?
何もかもが暗転しないでほしい
でも…
来週も観ますよ