『ちゅらさん』えりぃの決意

『ちゅらさん』クレイジーです

えりぃが仕事から帰ると
みんながお誕生日パーティーを！
ただ…
えりぃはいつもなら笑ってくのに、
笑顔になれませんでした
多分…あの事で…

みんなは心配しますが、
「ちょっとびっくりしただけ」と
誤魔化せたみたいです

今日も美味しそうだお料理、
ろうそくが沢山立ったケーキ、
みんなの笑顔が揃ってます
そんな中、
えりぃの笑顔をじっと見つめる
容子さんが居ました
容子さんは笑いもせず、
ただじっと見つめていました
真理亜さんが気付いた様ですが、
パーティーは楽しく過ごした様ですね

途中で
勝子お母さんから電話があり、
えりぃは何度も
言いかける事がありましたが、
言えませんでした
ただただ元気に返事をしていました

電話の後、
勝子お母さんと
おばぁは胸がわさわさしていましたが、
何かはわからずでした
「えりぃも大人になったんだねぇ
  昔は泣きながら電話してきたのにさ、
  何かあったら
  自分から電話してきたのにねぇ」
勝子お母さんは少しさびしそう
すると
恵尚にぃにぃは
「えりぃも２９になったしさ
  大人になったのさぁ」と言います
にぃにぃはなかなか大人になれないねぇ

ひと段落ついて、
上村家は部屋に戻り、
和也を寝かせます
静子お母さんも心配していますが、
えりぃの事も気にかけてくれています

階下では、
残ったみんなでレコードを聴きながら
珈琲ブレイクしていました

その時、
容子さんはやはり黙っていました
真理亜さんに
「ねぇ、どうしたのさ？」と問われ、
容子さんはこんな事を話しました
「えりちゃん、綺麗だったね…
  いやさ、
  あたしは高校生の頃から知ってるけど
  何かさ、綺麗に見えたのよ

  昔ね友達が死んだのよ、高校の時…
  その子がさ、ある日家に来たのよ
  そんなふうな子じゃなかったんだけど
  でね、
  いろんなこと話して
  その時、綺麗だったんだよね
  その事を思い出してさ…」
するとすかさず
真理亜さんが
「何それ？
  あいつが死ぬって事？！」と聞きます
容子さんは
「いや、そうじゃなくてね、
  えりちゃん、綺麗だったなって」

みんな何となく、
えりぃの様子が違う事に
気付いている、そんな様子です

そうして、
静子お母さんが帰るので階下に来て、
みんなに挨拶しました
そして帰ろうとしたその時、
えりぃが突然
「お母さん」と声を出します

「あの…あの、
  私、
  和也を連れて
  二人で小浜に行こうと思うんです
  二人で小浜に行こうと思うんです」

その目は真剣でした

文也くんにも相談せず、
一人で決意した
えりぃ
和也の為に今自分ができる事、
天から落ちてきたあのチラシが
えりぃを呼んでいる様に
あの島で
和也の心を緩めてあげたいと、
そう思ったのではないでしょうか

さぁ、
来週も観ますよ！