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今さら聞けない!?トクホについて解説しちゃいます

こんにちは
ここでは、『生活習慣病』や『市販薬』など、健康になるために知っておきたい事について書いていきます。
みなさんの暮らしに少しでも参考になれば嬉しいです☺️ 
本日は『トクホ』です。


はじめに

トクホって何と聞かれたら説明できますか?
名前は知ってるけど詳しくは、、、
と言う人がほとんどだと思います。
トクホは特定保健用食品を略した呼び方です。
では、内容についてお話していきます!


●トクホとは

トクホは「保健機能食品」に含まれます。
名前の通り、医薬品ではなく食品なので注意。
食生活を通じた健康の促進を目的として摂取されるものです。

保健機能食品の中でもトクホになるには条件が厳しい!

審査∶食品ごと保健機能を示す有効性、安全性、品質などの国の審査(健康増進法)

許可または承認∶消費者庁長官の許可

許可マーク∶許可マークを付けられる

●トクホの区分

トクホは5 つの区分に分かれます。
1つ1つ紹介します。

消費者庁より


特定保健用食品

許可または承認を受けて、食生活で特定の保健の目的で摂取する人に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品 
例)CCM  「カルシウムの人への吸収性が高く、食生活で不足しがちなカルシウムを摂取するのに適します。」

特定保健用食品(疾病リスク低減表示)

関与成分の疾病リスク低減効果が医学的・栄養学的に確立されている場合に、疾病リスク低減表示を認める特定保健用食品
例)葉酸 「この商品は葉酸を豊富に含みます。適切な量の葉酸を含む健康的な食事は、女性にとって、二分脊椎などの神経管閉鎖障害を持つ子どもが生まれるリスクを低減するかもしれません」

特定保健用食品(規格基準型)

特定保健用食品としての許可実績が十分であるなど科学的根拠が蓄積されている関与成分について規格基準を定め、消費者委員会の個別審査なく、事務局において規格基準に適合するかの審査を行い許可する特定保健用食品
例)難消化性デキストリン 「難消化性デキストリンが含まれているのでおなかの調子を整えます」

条件付特定保健用食品

特定保健用食品の審査で要求している有効性の科学的根拠のレベルには届かないものの、一定の有効性が確認される食品を、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として、許可対象と認める食品
例)大豆タンパク質 「大豆タンパク質を含んでおり、根拠は必ずしも確立されていませんが、コレステロールが高めの方に適している可能性がある食品です」

●トクホの関与成分

関与成分とはトクホの食品に含まれていて、保健機能がある成分です。
たくさんあるので、一部を紹介します。

〈おなかの調子を整える食品〉
オリゴ糖類、食物繊維類、ビフィズス菌、ラクトバチルス菌など

〈コレステロールが高めの方に適する食品〉
大豆タンパク質、キトサン、茶カテキンなど

〈血圧が高めの方に適する食品〉
ラクトトリペプチド、酢酸、GABAなど

〈血糖値が気になり始めた方に適する食品〉
難消化性デキストリン、小麦アルブミン、ネオコタラノールなど

〈ミネラルの吸収を助ける食品〉
CCM、ラクトオリゴ糖、カゼインホスホペプチドなど

〈血中の中性脂肪を抑える食品〉
EPA/DHA、高分子紅茶ポリフェノール、ウーロン茶重合ポリフェノールなど

〈歯や歯茎の健康を保つ食品〉
パラチノース、キシリトール、ユーカリ抽出物など

〈体脂肪あるいは内臓脂肪が気になる方に適する食品〉
中鎖脂肪酸、クロロゲン酸、ガゼリ菌SP 株など

〈骨の健康が気になる方に適する食品〉
大豆イソフラボン、ラクトオリゴ糖、MBPなど

さいごに

今回は、トクホについてお話しました。
保健機能食品の中にトクホは分類されています。
トクホマークを見付けたら、この記事を思い出して頂けたら嬉しいです!


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