遠くに見える幻想に問いかけた@短編小説
ゆらゆらと遠くで揺れてるカゲロウ
幼い頃のお父さんの面影を思い出していた
誰もが描いてる羨むような理想像は
時として現実とかけ離れていることがある
ただ、言えることは
これは現実なんだ。
今、目の前に起きていること
ほぼの現状が今の自分の座標位置
見た目は美味しそうで好みのお菓子
いざ買って食べてみたら味は
好みじゃなかった
イメージとは違った。
想像と違った。
こんな似たような経験はないだろうか。
今まで生きてきた中では
近くにゴロゴロとあった。
理想と違うのは当たり前
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明かりのない暗くてループする
時間の枠にハマってしまった。
どうしたら抜け出せるのだろうか…
答えを探そうともがいている間にも
時間はどんどん過ぎていく
一体、私はこの時間を
どれだけ過ごしただろうか。
ふと鏡を見るとと自分の顔が老け
歳をとってるではないか。
これが現実から目を紡いでた結果
時間泥棒は私の知らないところで
いつの間にか時間を奪っていった
奪われないで、
今という時間を。
ねえ、気づいて。
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