元日から、ウーバー配達員を始めようとしている人に教えたいこと
小学校初日、中学校初日、高校初日、バイト初日、社会人初日。
“初日”って不慣れだから、いつも大変でしたよね。
ウーバー配達員も初日は大変です。
あすから配達員を始めようとする人がいたら、その人の不安を少しでも
減らせるような情報を書いていきます。
その1 知っている土地で始めよう!
「駅前のあの辺りにマックがあるな」
「駅ビルの地下1階にスタバがあるな」
「商店街の入り口付近に松屋があるな」
こんな風に、お店の名前と場所がパッと思いつく場所ってありますよね。
『初日は知っている土地から始めるのが良いです』
ウーバーの配達は、まずお店に行って商品をピックアップしないと始まりません。知らない土地だと、お店を探すのにタイムロスをして、あなたの時給がガンガン下がります。
ちなみに僕は北千住が地元なんですが、ちょっと欲を出して上野から始めてみたところ、いきなりお店が見つからず、20分ぐらいウロウロして、
イヤ~な汗をたっぷりかきました。その後も移動も長距離だったので、1回の配達に40分くらいかかってしまいました…。
こんなことにならないために、初日は自分がよく知ってる場所で配達を始めるのがベストです。
その2 あせらなくても大丈夫!
早く届けるに越したことはありません。
でも、楽勝かと思っていたら、届け先のマンションがなかなか見つからず
思ったより時間がかかってしまうことがあります。
でもそこでテンパらなくても大丈夫です。
むやみに迷う前に、まずはお客さんに正直にメッセージを入れましょう。
「いま少し迷っております。建物の特徴を教えていただけますか?」
「道が混んでいて遅れました。もう少しお待ちください」
これは僕の体感ですが、
お客さんも、そこまでウーバー配達員に期待してません。
「どこだ?」「どこだ?」とテンパりそうになったら、一つ深呼吸をして
気持ちを落ち着かせましょう。
その3 分かりづらいマンションの特徴
ウーバーのアプリではローマ字表記だったのに
実際のマンションは日本語・カタカナとか、結構あります。
アプリ表記⇒cosmo kitasenjyu
実際の表記⇒コスモ北千住
アプリだけを見て「ローマ字」「英語表記」と思って探していると
意外と見つからないことがあるので、落ち着いて探しましょう。
1階にお店や税理士事務所などが入っているマンションも要注意です。
場所は合っているの、見つからないときは、マンションの反対側に
回ってみて下さい。一般入居者用の玄関・エントランスがあるハズです。
僕が結構てこずったのは、
表通りに面した1階が中華料理屋さんで、届け先のアパートが、その裏手の
2階だったことがありました。
この時は「近くに来ているのですが、迷っております。建物はどこでしょう?」と聞いたら、丁寧に教えて頂きました。
あとは、アプリに建物の名前が表記されていない場合もあります。
そういう時は、ひとまず現地まで行って、その注文者の部屋番号などから
建物の高さを見て、判断することもあります。
「部屋番号1101ということは、10階建て以上の高いマンションなんだな」とか
どうしてもわからない時は、メッセージで聞くのも手ですが、
僕は住所を確認したうえで、このマンションしかないだろう!と思ったら
インターフォンを押しちゃいます。100回以上配達して間違えたのは1回だけなので、これもアリです。
その4 グーグルマップも合わせて使おう!
ウーバーにおいて「ピンずれ」という言葉があります。
これは配達先が記されたピンがずれていることを指します。
確実に起こるパターン。
それは、お客さんの住所入力が不十分で
住所表記部分に「〒」としか書かれていない場合です。
これも30回に1回ぐらいあります。
そういう時は、住所表記部分がもう1か所あるので
お客さん情報をもっと上にスクロールさせて
番地を表示させて、それをグーグルマップに打ち込みます。
それすらない場合は、メッセージで番地を聞きましょう。
打ち込んだ後はグーグルマップを頼りに配達先に向かいます。
ちなみに今日あったのは、なかなかひどくて
地名が一切なく、〒と、番地しか表示されていませんでした。
仕方ないので、メッセージで住所を聞いて、グーグルマップに打ち込みました。
あとマンション・アパートの名前さえ分かっていれば、それをグーグルマップに打ち込む方法もあります。グーグルマップに登録されていれば、これでたどり着きます。
その5 受け取り店が見つからない!
アプリに指定された場所に着いたのにお店がない!
これも結構起こります。
そういう時は、お店の情報を上にスクロールさせてください。
するとこんな文章が出てきます。
「商品のピックアップは、〇〇〇〇(別の店名)にて行ってください」
実店舗はそこにはなく、商品を委託販売している場合もあるんです。
指定された別の店名を探してみて下さい。必ず近くにあるハズです。
中には一見、飲食店に見えない作業場みたいなところで委託を受けている
こともあるので、思い切ってお店の中に入って下さい。
よくあるのが、アプリでは、カレー屋さんの名前が表記されているのに
ピックアップ先はカフェ、みたいなパターンです。
ヤバイお店がない!と焦らず、まずはお店の情報を見て下さい。
配達に出発する前に確認するのがベストです。
その6 注文は一つ一つこなそう!
ランチタイム、夕食時に配達をしていると、お客さんの家に向かっている途中で新たに注文リクエストが入ることがあります。
慣れてきたら、受けちゃってもこなせますが、
ひとまず初日は「キャンセル」ボタンを押すのがいいと思います。まずは目の前の注文を終えてから、新たに注文を受けるようにしましょう。
あと、1つのお店から2つ同時に注文が入ることもあります。
これも慣れてきたら、こなせますが、ひとまず初日は避けた方が無難です。
勢いあまって受けてしまったら…、頑張って配達してください!
2つ同時に配達する場合、一番注意すべきは商品の取り間違えです。
注文番号と商品の内容を確認して、バッグ上段に最初のお客さんの商品、
下段に2番目のお客さんの商品、といった具合に分けて入れましょう。
注文番号は、お店の方がメモを書いてくれたり、注文書が張り付けてある
ことが多いので、それらを照らし合わせながら、配達しましょう。
その7 いつでも休憩できます!
ウーバーの仕事は、アプリをオフライン(手のマーク)にすれば
いつでも休憩できます。
長距離走って疲れたなとか、
この町は坂が多くてキツイから別の拠点に移動しようとか、
そういう時はアプリをオフにしましょう。
ここがシフトや勤務時間が決まっている普通のバイトと違うところです。
「ピークタイムは忙しくてイヤだから、他の時間帯にのんびりやりたい」
「ピークタイムだけに絞って、短時間がガンガン稼ぐ」
働き方は自分でカスタマイズできます。
もし体調が悪くなったり、急用が入った時は、アプリをオフにしちゃえばいいんです。
その8 現金払いには対応しない
ウーバーの配達にはお金以外に
配達ポイントというのが入ります。
ピークタイム(11時~15時/18時~22時)だと
1回の配達につき3ポイント。それ以外は1ポイント。
これでポイント貯めると「現金払いにも対応できるようになります」
その場合、お釣りを用意する必要があって、なかなか手間です。
僕はやってません。
現金払い対応が可能になると、ウーバーのアプリで知らせてくれます。
この時、デフォルトで「現金払い対応」に設定されてしまうので
気を付けて下さい。
僕は気づかずに注文を受けて、一度だけ現金払いに対応するハメになりました。その時はたまたまお釣りが足りましたが、お釣りを気にしながら配達するのは疲れるので、それ以降、僕は一度もやってません。
あと、僕の体感ですが、これだけキャッシュレスが進む中、現金払いを選択するお客さんは民度がやや低い印象があります。
そういう理由もあって、僕はもっぱらキャッシュレス、クレジット決済の配達だけをこなしてます。
ちなみにウーバーによると、支払いの割合は、
キャッシュレスが85%、現金払いが15%です。
その9 今は稼ぎ時!
今はお正月ということもあって、一定回数配達をこなせば特別ボーナスが出るクエストという制度があります。
初日からできるかは分かりませんが、もし出来たらアプリのプロモーションという項目からチェックしてやってみて下さい。
僕は、12月30日と31日の2日間で20回配達をこなして
5000円のボーナスを頂きました。
その10 時給は大体1000円ぐらいです!
新宿、渋谷、六本木、池袋などで稼働すれば
もっと稼ぐ配達員もいると思いますが、僕はのんびりやっているので
時給は大体1000円ぐらいです。
やり方次第ではこれを1500円、2000円にすることは十分可能ですので、色々工夫して頑張ってみて下さい!
それでは!