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Kindle界隈の問題点&対極本があって良い

2025年、元日に出版したこちら。
実は、細かく改訂を繰り返しています。
以下に、その一部をご紹介しつつ、Kindle界隈の問題点について書きます。

Kindle界隈の問題点

ぼくが日頃から思っている「Kindle界隈の問題点」があります。
その部分について、きちんと言語化されていなかったので、以下の一文に改訂しました。



改訂パート

そもそもの問題は、Kindle出版はそこまで稼げる副業ではない、ということです。
Amazonのプラットフォームには、すでに一流のプロたちによる優れた作品がたくさんあります。名も知らぬ個人作家の本が読まれる土壌がありません。

中には月の印税で、数十万稼ぐ個人作家もいます。
でもそれは、全体からみれば1パーセントにも満たない割合です。
本自体の印税で稼ぐことは、本当に難しいことだと、2021年から続ける身として強く思います。

すると稼ぐ手段は限られてきます。
それが本書で何度も語ってきた「情報商材」や「コンサル」です。
サービス内容と価格が適正なら、なんら問題はありません。(そういった出版サポートも確かに存在します)
ただ、ムリに大きく稼ごうとすると、時としてこのバランスが崩れることがあります。
Kindleに関していえば、ほとんどの人がプロの作家・編集者ではありません。
プロ以外のサポートから、面白い本が生まれる可能性は限りなくゼロです。
2022年頃から現在にかけて、Amazonのプラットフォームには、レベルの低い個人作家の本があふれてしまったと思いました。

(ここまで)

サービス内容と価格が適正なら問題はない

「高額のサポートが全部ダメ」
そんなことを伝えたかったワケではありません。
たとえ数十万〜数百万かかろうと、お客様がそれ以上の対価・効果が得られたと思うなら、もちろん問題ありません。

ぼく自身、過去にそういったサポートやコンテンツを体験していたなら、個人名は伏せた上でご紹介したかったです。
でも、買って学んだ時は「良いかも」と思ったコンテンツも、振り返ってみれば、自分には不要なものばかりでした。(本書で何度か触れた「中には良いものもありましたが……」と評したコンテンツは、これにあたります)

対極本があって良い

いやいや、そんなことはない。
高額サポート、コンサルの中にも素晴らしいものがある!……という方は、それを本(コンテンツ)にして発表すれば良いのです。
色んな考え・主張をサクッと本にできるのが「Kindle出版」の良いところです。

今回、ぼくらが作った本と「対極の本」があっても、それこそなんら問題はありません。そういう世界があるなら、ちょっと読んでみたいとも思います。

いま、Kindle界隈は良くも悪くも「個人作家の似たような本」であふれています。
何度かメルマガでも書いたのですが、タイトルやテーマを見た瞬間「お! これは読みたい」と思える本が皆無なのです。

これについては、おそらく皆さんも薄々気付いているんじゃないでしょうか。
でも、仲間が出した本だから、一応手に取って、当たり障りのない「褒めレビュー」を書いてゆるく応援をし、自分が新作を出した時に「お返し」をいただく。
ただただ、この繰り返しをしているように見えます。

手厳しいレビュアーを発見

最近、一般読者と思しき、手厳しいレビュアーを見つけました。
書かれた本のタイトルは伏せますが、その人の過去のレビューの中に、こんなキーワードがちらほら見られました。

「レビュー仲間」

仲間内でレビューをつけあって、盛り上がっているかのように見せる。
一般読者はバカではありません。
わざとらしい空気感というのは、なかなか隠せるものじゃないのです。

「ネットビジネスの深い闇」について、レビューは書かれていませんでしたが、手厳しい一般読者にはどう映るのか、知りたいですね。
こんな手厳しいレビュアー、一般読者が唸るような本を、個人でも書きたいものです。










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🎈ミツ@変な本を書く作家
これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!