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個人商店の生きる道 台東区・松が谷のコンビニ コスモス藤村屋がステキ

先日、たまたま自転車で近くを通り掛かって
みつけたんですよ。

台東区・松が谷にあるローカルコンビニ。
「コスモス 藤村屋」
ぱっと見の色合いが「セブンイレブン」みたいだったので
最初は「あ、セブンだ。寄ろう」と思って入ったんです。

そしたら、50代ぐらい(奥様は40代??)のご夫婦で
家族経営しているコンビニだったんです。

なんか空気がいい

おそらく照明の明度が少し低いです。
そして、基本レジにずっと座っているご夫婦の腰も低く。
なんというか、すごく癒される空間でした。

ちょうど、ご近所のおばさまが買い物に来てまして
目当てのホッカイロが少なかったようで
「これもっと欲しいのよ〜。
 今度入れといてね〜」
「あ〜、ごめんなさいね。
 今度、注文しときますから〜」
そんな何気ないけど、普通のコンビニだと絶対に聞けない
のんびりしたやりとりに癒されます。
昔の個人商店で、よく見かけた光景でした。
なんというか、令和だけど、ここだけ〝昭和〟

食品ロスへの配慮

おにぎり、サンドイッチ、お弁当なども売ってます。

ちなみにお弁当は、近所にあるお弁当屋さんから仕入れているようです。
「野菜炒め弁当」「チーズハムサンド弁当」
「ミニピラフ」「ミニオムライス」「カツ丼」「生姜焼き丼」
「カレーライス」「しゅうまい」「コロッケ」などなど。

そして、売り場にこんなお知らせが…

当日までの賞味期限のお弁当は
夕方5時から300円(税込み)で販売させていただいております。

夕方に来たら、300円のミニオムラスは200円で売っていたり…。
「近所にあったら通っちゃうな〜」
…というラインナップです。
(お弁当の種類も日替わりっぽく、
 白いご飯じゃなく、のり弁の時もあるらしい)

お一人様に嬉しいバラ売り

こういうのも嬉しいですよね。

「おとなのふりかけ」をばら売り(30円)
「バブ」をばら売り(50円)

今日はふりかけかけよっかな〜とか
今日はバブのお風呂に入りたいな〜とか
そういう時に、1個だけ買い物カゴに気軽に入れられる。
※ふりかけ30円 バブ50円

こういう売り方って普通のコンビニじゃできないですよね。
ぼくみたいに結婚しない人もどんどん増えて
〝おひとり様〟が増える中、小分けで売ってくれるって
ホントにいいなあって思いました。

個人商店だからできることもある

食品衛生とか詳しいルールは分かりません。

でも、田舎の個人商店とか、
曜日ごとに近所の主婦やおばあちゃんが作った
お惣菜やお弁当を売ったりしても、面白いかもしれませんね。

月曜 田中さんのカレーライス弁当
火曜 佐藤さんのトンカツ弁当
水曜 三浦さんのからあげ弁当
木曜 たまこおばちゃんの甘辛すき焼き弁当 とか

…でね、お店の中にもちょっとした、溜まり場があって
お客さんが、作った本人の前でお弁当を買っていく…
「この前のからあげ美味かったよ!」なんて声を掛け合う。

さっきの小分けのアイディアなんて
すぐにマネできちゃいますよね。

何気なく立ち寄ったお店でしたが、
すごく癒されると共に、個人商店が生き残る方法を見た気がしました。

また近くを通ったら立ち寄りたいです♪
コスモス・藤村屋さん。






これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!