タケノコを掘り、クレーンでこいのぼりをあげた5月
先週末のアド街ック天国で、わが家の2拠点先の千葉県・いすみ市が特集されていました。行ったことがある場所や知っている方が出てびっくり!ほんとポテンシャルが高いんですよね、いすみ。
そして、この週末も山整備。広大なのでわかりづらいけど、少しずつ綺麗になっています。今回は、横倒しになっていた倒木を、切り倒したのでだいぶ景観が良くなりました。
Before
After わかりますかね・・。横倒しの木を下に落としました。
斜面につきささっていた端っこをチェーンソーで切りおとす夫。着実に山整備のスキルを上げています。すごいぞ夫。どこに向かってるんだ夫。
こうして切られた木や落ちている枝を下に運びます。ひとりで運べる方法をいろいろ試したあげく、IKEAの袋にいきつきました。端っこをカットすれば、長い枝もいけます。IKEA袋もまさか自分の人生(袋生?)でこうなる日が来るとは思わなかったでしょうな。ははは。
そして、4月に入ってからは、もっぱらタケノコと戦っています。
春の味覚を届けてくれる素敵な産物ですが、山整備の視点だと恐るべき相手です。放っておくとどんどん、いやほんとに、どんどんどんどん!!竹は育ち、荒れます。
竹林整備の本を読んだところ、代る竹、残す竹を見極めること。傘をさして歩けるぐらいが適切な竹林の間隔らしい。でも、そんなこと知らぬ存ぜずで、タケノコは生えてきます。なので、こんな風に、ぴょこんと頭を出したときに掘ってしまうことが肝心かなめ。
このぴょこんを見過ごすと、こうなります。タケノコ?もはや竹なのか?竹とタケノコの間のステータスがあることを、2拠点生活をはじめてから知りました。
ここまで育つと根が地中深くはっているので、掘ることはえぐいほど重労働になります。いやあ、竹の根ってすごいんですよ・・ほんと。。子供たちが竹専用のこぎりで切り落として運搬してくれました。たくましいっす。
ここまで敵のように書いてしまいましたが、美味しいですよ、タケノコ。とれたてのタケノコは苦味が少なくて、新鮮そのもの。専用のスコップを使ってぐいぐい掘り返し、抜ける瞬間は爽快痛快!シェアハウスの方がタケノコご飯とお味噌汁を作ってくれました。ああ、最高に美味しかった〜。
そんな山整備をしつつも、この週末は、こいのぼりをあげました。あげました、、って簡単に書いちゃうけど、ビッグプロジェクト、大人たちの総力戦でした。
全長5メートルはある巨大こいのぼりは古民家のオーナーさんの私物で、最近はとんとお出まししてなかった代物だそう。
昔は子供が1人生まれると、こいのぼりを1枚作ったそうですね。ここらへんでは田園風景のなか、ポールにくくられて、気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見かけます。
しかし、こいのぼり用のポールなどないぞ・・・なので、木から木へロープを貼ってつるすことにしました。はしごで木に登り、太い幹にロープをくくりつけ・・
反対方向にある木にロープをくくろうとしたら、高さが足りない!こいのぼりがしっぽを引きずりまくってしまう!そこで、急遽、納屋においてあった数メートルの柱を、木にくくりつけて高さを出すプロジェクトにチェンジ。
たまたま(!?)古民家シェアハウスのサポートメンバーがクレーン車に乗ってきてた&巧みに操れるスキルを持っていたので、数メートルの柱を立てることができました。
そうして、こいのぼりがのぼった瞬間は拍手喝采!!私はロープをひっぱるぐらいしかしてないけど、達成感に満ち溢れましたね〜。こどもたちよ!物理的に頑張るお父さんたちの背中を覚えていてくれ!
屋根より高いこいのぼり、って歌は、こういう光景だったんだな〜。こいのぼりを揚げる理由について書かれた記事を見つけました。
子どもの誕生への喜びと成長への祈りが、青空を力強く泳ぐこいのぼりに託される。いやはや、里山の端午の節句はダイナミックです。
《いすみ古民家シェアハウス Bamboobase》
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