バーニー ・マースデンの訃報
今朝起きたらバーニー・マースデン(ex-Whitesnake)の訃報。
最初期のブルース・ロック期からアメリカン・ハードロック期が頂点に達する直前の82年まで在籍し、デビカバの右腕として活躍。
その後は自身のバンドや、白蛇セルフトリビュートバンドの
The SnakesやCompany Of Snakes,M3などで活動して、現在進行形で活動する本家では聴けなくなった土臭いブルージーな白蛇サウンドを、かつて同じように在籍していたメンバーとともに奏で、「初期白蛇も好きだよね」と思い続ける我々のうなファンに聴かせてくれていた。
彼が作曲した「Hear Go Again」は在籍最後のアルバム「Saint and Sinners」にオリジナル版が収録されたのち、
かの「Whitesnake(1987)」で当時のダイナミックで煌びやかなヴァージョンでリメイクされ大ヒット。言わずもがなのWhitesnakeの代名詞の1曲となった。
しかし何といっても自分が彼のプレイで一番好きなのは
「Ready an' Willing」収録の
こちらも名曲「Fool For Your Loving」のオリジナル版でのGtソロだ。
この曲はリアタイでは「Slip Of The Tougue」のS.ヴァイによる演奏のバージョンを先に知りドはまりしたのだが、後追いでこちらのバージョンを聴き、原曲の素晴らしさとともに、バーニーのまさにブルージーなあのGtソロに魅了された。
私個人として「Fool For Your Loving」はBurnStrikes,CYCROSSではVAIヴァージョンを
JMP1959ではバーニー・ヴァージョンを今でもカバーして演奏している。
自分が最も愛すべき白蛇曲をこれからも演奏し続けていきたいし、自分の音楽人生の一部を彩ってくれたバーニーに心から哀悼の意を表したい。