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▪️動物警戒標識#10 クマ注意

 近年里山までエサを探して下りてきて大騒ぎになっていますが、クマたちも人が怖いはずです。できれば人がたくさんいるところなんて来たくないはず…。安心して山で暮らせるように自然を守っていきたいものです。

左向きバージョン

photo 芦別市(北海道)……2015年3月

 富良野から三笠に向かう道道135号線で出会いました。上下線で1対2本あります。 ヒグマらしいゴツイ体格を表現していて、遠くからみても「クマ注意」と分かりました。本当に遭遇したら恐怖ですが、車に乗っていたらクマの方がビックリするでしょうね。
 クマの警戒標識は北海道では多いのかな?と思っていつも注意深く見ているのですが案外少ないです。同じシルエットの標識を私が見たのはあと2ヵ所くらいだったか…。

右向きバージョン

photo 上川郡(北海道)……2015年3月

 天人峡に向かう道すがら、道道213号線で出会った子がコチラだったと思われます(うろ覚え)。上の芦別市のクマ注意とほぼ同じですが、向きが逆で「出没注意」が付いています。
 こういった絵面の向きや注意書きなどの細かい違いを考えると、やはり動物警戒標識に関しては道路ごとの自由度が高いことがうかがわれます。

リアルイラストバージョン

photo 占冠村(北海道)……2015年3月

 下道で札幌に向かうドライブ中にトマム-占冠線間で2対で4本設置されていました。1ヶ所はかなり集落近くだった気がします。
リアルすぎるイラストのためパッと見て何なのか分からないのですが、イラストと一緒に「熊出没注意」と書いてあることで判明。
どちらの場所の標識も元々別の標識だったものに上から貼り付けたような感があります。
 あまりマジマジと観察したり写真を撮ったりするモノ好きはいないと思いますが、よく見るとすっごくリアルで怖い。

(参考)看板バージョン

photo 京都市(京都府)……2015年11月

 まさか本州で、京都市内で、「クマ注意」に出会うとは。警戒標識ではないですが、黄色地にシルエット好きなので参考まで。威嚇しているシルエットは警戒標識のデザインになっても不思議ではないくらいの完成度。
 京都市内から比叡山や滋賀県に向かう「山中越え」の府道30号線です。上下線で対にはなってるのですが、一つは滋賀県寄りで吠えていないver、もう一つはこちらの京都市内の威嚇verです。かつてクマの目撃情報があったのでしょうか。しかし京都市内で…。

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