▪️動物警戒標識#08 ウマ注意
牧場の多い北海道によく出没します。他にも青森や九州などにもある模様。定番パターンがないので設置者の個性が出まくりそうな題材で、ぜひとも本州も会いに行きたい。
乗馬バージョン
乗馬中のシルエットを模した「ウマ注意」。なかなかカッコ良い警戒標識です。 乗馬体験ができる場所が多い鹿追町でたくさん出会えます。特に国道274号線のレストラン「大草原の小さな家」の周辺は「シカ注意」よりも多いくらい出没します。
どれも真新しくてサイズも大きく、年季が入ったものを見たことがないので、近年大量に設置されたものかもしれません。 同じ形のものを芽室町でも発見したことがあるので、デザイン型を各市町村で使い回していたりするのでしょうか。
サラブレッドバージョン
函館市の南の海沿い、恵山国道を通った時に出会ったサラブレッドみたいな立派な馬のシルエットの「ウマ注意」。
この道沿いでは上下線で2対4本だけありましたが、なぜ海沿いなのに馬なのだろう。 そして、馬が飛び出してくることはあるのでしょうか。
函館なんてそうめったにいけないので、ドライブがてら足を運んだこのエリアですが、もう行くことはないかもしれず謎のまま…。
道産子仔馬バージョン
鶴居村から弟子屈町に向かう道中、道道53号線で出会ったこの子は仔馬?なのか道産子?なのか、マルマルとした「ウマ注意」です。
同じ馬でも上記の函館で見たサラブレッドタイプとはずいぶんシルエットが違います。
そういえば「動物注意」と「○○横断注意」と標識の下の注意喚起文字が違うのは、対象動物が「飼われている動物」と「野生動物」との違いなのでしょうか。
疾走バージョン
道東の小さな町に入るところで出会った走り去る「ウマ注意」。 道道222号線の阿寒町富士見の交差点付近に上下線で1対2本あります。
後ろ姿で道路を渡ろうとする馬の姿なのですが、 体が小さいのにタテガミをなびかせて走っていく姿に必死さが現れています。
馬好きな人がデザインしたんだろうな、と感じるウマへ愛が溢れている標識だと思います。
引き馬バージョン
ホテル内の自作標識ですが、デザインもいいし、材質も金属でできていて、しっかり標識として作りこんでおられる「ウマ注意」は、 星野リゾート青森屋さんの敷地内にあります。いや、まさかこんなところで出会うとは思っていなかったので見つけた時はテンションが上がりました。
馬車に乗ってホテルの周辺を散策できるアクティビティをやっているので、車でくるゲストの方やスタッフさんに気をつけてと促す為のオリジナルみたいですね。ただの看板ではなく警戒標識にしているところがイイ。