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マツコの知っている世界_BLUEGOATSのファンが最高なのは偶然なのか

どうも、マツコ・Dと申します。BLUEGOATSのファン(=NOMADS)です。
前回のnote読んでくれた人はありがとうございました。

不安もあったのですがポジティブな反響が多く、また書いてと言ってくれる人もいたのでこれからもたまにゆるく書いていきます。

今日はBLUEGOATSのファン(=NOMADS)について書きたいと思います。
前回のnoteでNOMADSについて触れていないのと、BLUEGOATSの某カリスマ社長がとある配信で気になることを言っていたからです。

「アイドルグループを作る上で、良いファンがつくかは運」

出典:某カリスマ社長

僕はこれを聞いて、「一般的にはそうかもしれないが、BLUEGOATSにおいてはそうじゃないのでは?」と思ったわけです。

この文章はNOMADSへのリスペクトを伝えるものであり、僕らを惹きつけたBLUEGOATSや運営への愛を伝えるものでもあります。
そしてBLUEGOATS気になるけど、現場の様子がわからず躊躇っている方が、一歩踏み出してほしいなという思いも込めています。
上からっぽく聞こえたらすみません、悪気はないので気になったら優しく教えて下さい。

それでは駄文ですがお付き合いください。スタートュ!

いいアイドルファンって、どういうファン?

そもそもいいアイドルファンってなんでしょうか。

ノリが良いファンでしょうか?
現場に通い詰めるファンでしょうか?
推しの全てを肯定するファンでしょうか?

私が思う一番大事な要素は、
グループと同じ方向を向き、グループの成功を心から応援できるファン
です。

当たり前じゃんと思う人もいるかもですが、アイドル界隈では意外と難しいです。推しにのめり込み、愛をもらいたいと思うのは自然な感情です。それ故に嫉妬や独占欲に近い感情も生まれがちです。自分も経験があります。とても良く理解できます。

「愛がほしい」という感情は、自分のための感情です。それは大きな原動力になりますが、それだけに支配されると現場の一体感が失われたり、ファンの間で亀裂が起きたりします。気づけば推しではなく、見ているのは自分たちの方。言葉を選ばず言うと、自分本意な現場になります。また自分との接点が減ることを恐れ、グループの拡大と成功を素直に喜べなくなることもあります。

近年「推す」という言葉が、なぜ尊い感情として人権を得ているのかというと、利己的だけでなく利他的な感情を含んでいるからだと思います。

利己も大事です。それがないと楽しめないですし何も始まりません。「大きくなったら会いにくくなるな寂しいな」、そのくらいの自分の感情も大事にしていいと思います。ただそれだけでなく、推しと同じ方向を向いて、推しの背中を押し、推しの成功や幸せを喜ぶ利他の気持ちが持てるとき、グループとファンが一体になり素敵な現場や界隈を作ることができます。
なので私にとって良いファンは、グループと同じ方向を向き、目標の達成を心から応援できるファンです。

BLUEGOATSのファン(=NOMADS)はどんなファン?

別にNOMADSも聖人の集団ではありません。嫉妬もあります。僕もあります。
でもグループの成功を応援していて、何かしら行動に移している人がとても多い印象です。

グループの意図を汲み取って自分たちの楽しみ方さえ変えた

過去のnoteでも触れましたが、BLUEGOATSは2024年3月に4人体制になり、曲やライブの方向性において大きく方向転換をしています。

端的に言うとエモ曲路線から、自らも聞き手も奮い立たせるロックな曲調に変わっています。

それで離れたファンもいるし、仕方ない部分もあります。
ただこれだけ大きな変化だったにも関わらず、自分たちの楽しみ方を変えてでもBLUEGOATSのやりたいライブを作ろうとするファンが多かったです。

  • 青のペンライトを振っていたが、メンバーの気持ちを察してペンラを下ろし、拳を上げるようになった

  • 曲に合わせて声を出し、気持ちを全面に出すようになった

アイドルが星の数ほどいる今、ファンは些細なきっかけで離れていきます。自分たちのやり方、楽しみ方を変えてでも残る人が多かったのは、それだけグループへの愛が深い人が多いということだと思います。

率直に言うと最初来たときはシャイな人が多い印象でしたが、今は青春パンクが似合う熱い現場になってきています。対バンでも、何なら他のグループを圧倒できるよう声を張り上げるライブになっています。下の動画は年末の対バンのフル尺です。25分以内で見やすいので是非見てみてほしい。この場にいたかったな。

メンバーと一緒にライブを作る意識が強い

上の話に近いのですが、BLUEGOATSのキャッチフレーズである
「あなたと私でBLUEGOATS」に代表されるように、自分たちを5人目のメンバーと捉えてライブを作る人が多いです。

メンバーが声が出ないときや、涙で言葉に詰まったときは、すかさずNOMADSが歌います。
下の動画の 1:45:35 からのガムシャラは是非見てみてほしい。
この曲が初作詞のチャンチーの涙を見てフロアのボルテージが上がっていく。まだ数回しか披露していないとは思えない一体感。

ファンも幸せです

新規ファンを増やしたいと思っている人が多い

BLUEGOATSの目標は、満員の横アリです。そのためにファンを増やそうと行動している人がとても多いです。

  • 現場で声をかける

  • ライブの告知を拡散する

  • 飲み会みんなで行こうよと呼びかける

  • BLUEGOATSに関するXのポストをいいねする

特に最後のは普通見ないレベルだと思う。BLUEGOATSでエゴサしていいねしている人もいるよねw

新規ファンを増やしたいって当たり前って思うかもですが、アイドル現場は嫉妬や独占欲が渦巻きがちなので実は当たり前ではないんですよね。シャイな人も多いけどファンがこれだけ行動しているのは、グループの成功を願う愛の表れでしかないです。


故に私はNOMADSは最高のファンだと思っていますし、新参と古参の隔たりの少ない居心地の良い現場なので、是非初めての方も安心して来てほしいです。私も2024年4月から来たばかりですが、昔からのファンが声かけて輪に入れてくれたのが嬉しかったです。ギスギスしてたらこんなnote私ごときが書けません。

NOMADSが最高なのは偶然なのか

ここからようやく本題です。
NOMADSが最高なのは、某カリスマ社長が言うように偶然なのでしょうか。

私はNOMADSの性質はBLUEGOATSの影響が極めて強く、偶然でない因果があると思っています。その理由をいくつかあげます。

①NOMADSはBLUEGOATSと深い共感で結ばれた集団である

BLUEGOATSはメンバーの個性とストーリー性がとても強いです。
それぞれに何かしら過去辛いことがあり、歯車が噛み合わなかった期間があり、何者でもなかった彼女たちが色んな苦労を乗り越え、前向きな曲と歌詞を届けています。ただ人によってはそれを熱苦しくも感じうると思います。

それを好きになるNOMADSは、彼女たちの生き様及び、音楽や言葉で届けられるメッセージに共感する人の集まりです。

共感が根っこにあるため、NOMADSにとってもBLUEGOATSを応援し一緒に歌を歌うことが、気がつけば自分への応援に繋がっています。

それはおそらく逆もしかりで、チャンチーがガムシャラの歌詞について、
「これは自分が自分に書いた曲だけど、(中略)だからこそ(NOMADSも)自分に歌ってほしい」
と語っていたように、自分たちを奮い立たせる言葉がNOMADSにとっての強いエールになることを、メンバーもみんな知っています。

この共感があるからこそ、「あなたと私でBLUEGOATS」なのではないでしょうか。

②メンバーのファンを応援したい純粋な気持ちに影響される

アイドルのモチベーションは様々だと思います。人前に立つ仕事である以上、チヤホヤされたいという自分のための感情が先立つ方もいると思います。

様々な見方があると思いますが、少なくとも僕の目に映るBLUEGOATSのメンバーは、ファンを音楽で勇気づけたいと純粋に思っているし、プロ意識がかなり高いです。

BLUEGOATSはメンバー全員が過去アイドルに励まされ、自分もそういう存在になりたいと思った経緯があります。
そして給与も低く、ほぼ365日活動をする過酷な環境のなか、報われない日々があっても3年間続けてきたのが今のメンバーです。

必ずしも多くを与えられてきた人生ではないのに、誰かに何かを与えようとする彼女らをファンはずっと見ています。それに影響を受けないはずがないし、故にNOMADSは他人に優しく、言葉を大事にする人が多いと思っています。

(余談だけれど、このメンバーを集めた運営はすごいぜ)

③アイドルとしては特殊な集客ルート

BLUEGOATSのライブの流入経路は、アイドルの中では極めて異色です。
私のような対バン経由のファンも増えていますが、過去の王道としては

  • tiktokやyoutubeでグループを知る

  • youtubeを見る。人間性を知り興味を持つ

  • 曲を聞き、BLUEGOATSの音楽を好きになる

  • 人によっては、オンライン特典会に参加する

  • ライブハウス初めてだが、勇気を出してライブに来る

といった経路を辿ります。
正直4つ目まではわかるんです。でも5つ目のライブハウスに来る一歩を踏み出す時点で、かなり共感が強い人がそもそも多いと思っています。

そしてアイドルを初めて好きになる人も多い分、純粋にアオヤギ色に染まり、グループをまっすぐに推している人が多いと思います。推し方は色々あっていいと思うけど、そういうファンが昔からいてくれて、ファンの雰囲気を作っているのは素敵なことだと思っています。

要はBLUEGOATSに共感する人が集まり、影響を受け、純粋に染まるため、そりゃこういうファン層になるでしょと思っています。
カリスマ社長には無意識にも操られているのです。さすがカリスマたまらねえぜ!笑

そんなNOMADSの一人として思うこと

最後だけ、少し偉そうに聞こえるかもしれませんが、リスペクトしているからこそNOMADSとしてこうなっていきたいを書きたいと思います。

BLUEGOATSにとって成功の定義は一つでないと思いますが、やはり目標の横アリ満員を実現し、より多くの人にエールを届けることは一つの成功だし応援したいと思っています。

大きくなるには今のようなコアな共感層に加えて、音楽やライブから入ってくれるファンも増やす必要があります。

今のライブも素晴らしいですが、私はBLUEGOATSはまだもう5段階ほど覚醒できると思っています。

先日のトークイベントでメンバーもこう言っていました。

  • 他のバンドを見て、自分たちはまだまだ足りていないと思っている

  • MCももっと明るいメッセージを届けたいけれど、そのメンタリティーを持ちきれていない

私も最近アイドルより青春パンク系のバンドを見ることが増えました。
そのバンドの方々は、当然youtubeもやらないし自分たちの過去について多くは語りません。僕も彼らの人間性を深く知るわけではない。何なら曲もうろ覚えのにわかだけれど、たった一度のライブで熱くなって感動して涙が流れるんですよね。そしてまたライブに足を運びたいと思うのです。

繰り返しますが今のBLUEGOATSのライブは素晴らしい。特に年末のライブは今見返してもジーンと来ます。でも青春パンクとしてもっと進化できると思っています。もっと熱く感動的なライブができると思っています。

僕はファンとして、もっとライブを熱くしたいです。
自分含めもっと拳はあげられる。もっと声も出せるはず。みんなで気持ちを前に出せば、自然とステージに身体も近づくはず。

その熱量は初めて見る人にも伝播されるだけでなく、グループにさらなる自信を与えられると思っています。

今でこそ前向きな力強い歌詞も煽りも増えたけど、メンバーはみな根本的に自己肯定感が高いタイプではないです。今もステージ上の姿から躊躇いを感じることはあります。その迷いと不安をぶっ飛ばしたい。NOMADSが受け入れるし支えるからもっと好きにやれと伝えたい。

ファンがグループに影響を受けるように、グループも少なからずファンの影響は受けると思うんです。ライブはグループとファンが一体で作るものだから、BLUEGOATSに負けないようファンとしても進化していきたいと思っています。


少しでもNOMADSになりたい人、ライブを熱くしたい人が増えるといいなと思っています。

以上、駄文失礼いたしました!