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航海士見習いの次男と時間について「深いい」?話をした
昨年末から外航船に乗っている次男が
パスポート更新のため一瞬帰ってきました。
4月の末ですが、今年初めて会います!
まず合流したときダウンジャケットを着ていてびっくり。
「寒いねえ日本は」(彼の行き先は東南アジア)
4月の末だぞ、晴れてて暖かいぞ今日は?
よく聞くと、温度+船上は風が強いからこれでいいかなと思ったそう。
いや、陸上は風そんなに強くないし。
パスポートを無事更新し、ついでにマイナポイント付与申請も行い、
昼ごはん&買い物へ。
「何が食べたい?」と聞くと「日本のご飯なら何でもいい」
「コンビニすらありがたい」と。
船のクルーは彼のほかは全員外国籍の方。
食事も外国仕様とのこと(当然)。
「たまに味噌汁作ってくれるけど、にんにくとしょうがが入ってて…」らしい。
結局お好み焼きにしました。嬉しそうに写真を撮る次男。
航海中の話など、いろいろ聞きながら昼ごはんをいただきました。
「前から気になっていたんだけど、
時差が変わるときってシフトどうなるん?」
「1時間ずれたら、その時シフトに入っていた人が1時間多く働く」
「ほおお」
「その逆もあり」
「なるほど」
解説すると、航海士はシフトで働いているので
(3等は8時~、20時~、2等は0時~、12時~、
残りが1等航海士で各4時間ずつ)、
21時すぎに1時間マイナスになったら3等の方が5時間勤務になる、とのこと。
その間が休みの人たちは休みが1時間増えるそう。複雑だな。
そして時計が怪しい動きをするらしい…(前にテレビで見たことある)。
「何時何分は経度で変わるけど、秒は世界共通だから」
!!!
そういえばそうだな!
そんなこと考えたことなかったよ!
また今回は瀬戸内海に少し入ったところへ停泊したため
(あまり外航船が行かないエリアなのかな)、
通信相手の周りの船や管制官?が緊張していたそうです。
日本語で「右前方のあの船、外航船だから注意して」って通信が飛んでいたそうな。
日本語が通じないと思われていたようで、
日本語で返したらびっくりされたそう。「あ、日本語通じるんだ」って。
その後少し買い物をして、また駅まで連れていき、見送りました。
今回は思いがけず帰ってきて(通常は帰れない、特例)、元気そうでホッとしました。
残り5ヶ月も元気に乗り切ってくれますように。