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紫外線量の多い夏!髪と頭皮のケアも忘れずに

5〜9月頃までは紫外線量が多い日が続きます。 この時期は特に紫外線対策に力を入れるというかたも多いと思いますが、肌と同じように気にしていただきたいのが髪と頭皮の紫外線対策です。
肌にも悪影響を与える紫外線は髪と頭皮にも影響を及ぼします。

秋にパサつき髪や頭皮のトラブルに悩まないためにも、今からしっかり対策をしていきましょう!

■目次

紫外線は髪や頭皮にも影響する

 ★紫外線の影響

 ★紫外線の影響で白髪も増える!?

ヘアカラーも白髪染めも髪が痛む原因

シャンプーは毎日使うべき?

 ★シャンプーが泡立たないときは…

 ★ゴシゴシ擦って洗うのはNG!

20代でもスカルプケアはするべき

頭皮が黄色いのは糖化が進んでいる証拠

髪と頭皮の紫外線対策

紫外線は髪や頭皮にも影響する

肌と同じく、髪や頭皮も紫外線の影響を受けて日焼けをします。
お肌の紫外線対策には気を付けている人は多いと思いますが、髪と頭皮のUVケアはどうでしょう?

紫外線は家や車の中でも窓ガラスを通過して届いたり、曇りの日も油断できません。
頭頂部は顔と同じくらい日光を浴びやすい部位です。無防備になりやすい髪や頭皮は、実は顔よりも紫外線の影響を大きく受けているんです。

★紫外線の影響

紫外線を浴び続けた髪は乾燥によるパサつきや強度の低下、変色を引き起こします。
紫外線により、髪を守っている外側のキューティクルがダメージを受け、内部の水分保持力が低下、柔軟性も失い、枝毛や切れ毛の原因になります。

さらに、メラニン色素が分解され、髪を変色させることも。
また、プールや海水浴などで髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとさらにダメージが大きくなるので、この時期は注意が必要です。

紫外線の中でも波長が長いUV-Aは特に頭皮への影響が大きく、髪の成長に関わる毛母細胞にまで達し、正常な成長を妨げたり、抜け毛や薄毛の原因になることもあります。
また、頭皮が日焼けすることで乾燥しますし、夏は汗を多くかくため、かゆみを引き起こしやすくなることも。

★紫外線の影響で白髪も増える!?

紫外線が肌に与える影響と同じく、頭皮にも光老化が起こります。
紫外線を浴びた頭皮には活性酸素が発生し、メラノサイトを老化させてしまいます。
髪が黒いのはメラニンの作用によるものなので、メラノサイトの老化も白髪発生に影響を及ぼします。

ヘアカラーも白髪染めも髪が傷む原因

一般的なヘアカラーは1剤と2剤を混ぜて化学反応させることで髪を脱色して発色もさせます。
その化学反応によりキューティクルが開き、髪の内部の栄養分が流出してダメージになります。
ヘアカラーも白髪染めも髪を染める仕組みは同じため、髪に与えるダメージは同じです。

どちらも髪へのダメージは避けられないため、その後のアフターケアが大事になります。
薬剤の影響でpH値がアルカリ性に傾いた状態を髪本来の弱酸性に戻すケアを行いましょう。
アフターケア専用のシャンプーやトリートメント、セラムを使用するのがおすすめです。

シャンプーは毎日使うべき?

毎日シャンプーをするのは洗いすぎだという説もありますが、夏は特に汗をかいたりして頭皮の汚れが溜まりやすく、皮脂の分泌量も増え、菌が繁殖しやすい状況です。
そのため、基本は毎日シャンプーを使用して洗髪するようにしましょう。

頭皮も顔と同じように肌質があり、乾燥タイプやベタつきがあるタイプなどがあるので、タイプに合ったものを選ぶのがベスト。
今まで、毎日シャンプーをしてもトラブルなく、健康な頭髪をキープできているのであれば、これまで通り毎日シャンプーをしても問題なしです。

一方、頭皮がかゆくなってしまったり、つっぱり感を感じる、ヘアカラーなどのあとに頭皮がかゆくなることがあるなど、頭皮がデリケートな人は使用しているシャンプーの見直しをおすすめします。
天然由来の洗浄成分のものなど、肌にやさしくマイルドに洗い上げるタイプを試してみてください。

★シャンプーが泡立たないときは…
泡立つタイプのシャンプーを使っているのに泡立たない場合は、頭皮の汚れが泡立ちを悪くしている可能性があります。
さらに、スタイリング剤としてオイルやワックスを使用していると泡立ちが悪くなることも多いです。
まずは、シャンプー前の予洗いをしっかりすることでシャンプーの泡立ちが改善されることもあるので、いきなりシャンプーで洗うのではなく、髪と頭皮を全体的にしっかりと濡らし、しっかり予洗いをして汚れを落とすようにしましょう。
スタイリング剤などで泡立ちが悪い場合は2回シャンプーするのも手です。
その場合もしっかり予洗いをし、そのあとに髪についているスタイリング剤などを落とすために1回シャンプーで洗い、流したあとにもう一度シャンプーを取り、頭皮を洗うようにしましょう。
★ゴシゴシ擦って洗うのはNG!
頭皮も洗顔と同じようにゴシゴシ擦ったり、爪を立てて洗わず、頭皮をやさしくマッサージするように洗うことを意識してください。
マッサージとはいえ、強く揉みほぐしてしまうと、逆に頭皮が硬くなる原因にもなるので、激しく揉んだり、動かしたりせず、毛穴からやさしく汚れを絞り出すようなイメージで指圧をメインにして洗うようにしてください。
摩擦を避けるためにもシャンプーの泡はしっかり立てることがポイントです。

20代でもスカルプケアはするべき!

今悩みがある人はもちろん、悩みがない人こそ、今のうちからはじめるべきなのがスカルプケアです。
頭皮は顔や体の肌より鈍感で、乾燥やトラブルが起きていても気づいていない人が多いのです。

最近はヘアカラーもハイトーンカラーがブームだったり、ヘアカラーをしているかたも多いと思うので、頭皮がダメージを受けている可能性も高いです。
髪の乾燥やダメージに対してケアはしていても、頭皮まで気にしている人が少ないのが現状だと思います。
10年後、20年後に一気に悩みが出てくるなんてことを回避するためにも、早い段階からスカルプケアを取り入れて健康的な頭皮を保てるようにしましょう。



頭皮が黄色いのは糖化が進んでいる証拠

青白く透けるような色が健康な頭皮の色と言われています。白みが強い場合は頭皮が乾燥している可能性があります。
糖化はお肌のコゲとも言われていて、肌が糖化すると褐色に変化するという現象も起きます。頭皮も肌の一部なので、糖化は起こり、目に見えるものとしては黄味として現れます。
高糖質の食事を避けることや適度な運動で糖を消費することが対策になります。

髪と頭皮の紫外線対策

頭の紫外線対策というと帽子や日傘を思い浮かべる人も多いと思いますが、直接紫外線を浴びないという点では非常に有効です。
しかし、頭皮は汗も多くかくため、肌のように日焼け止めを使うのがおすすめです!

特に髪で覆われておらず、紫外線が当たりやすい頭頂部や分け目はしっかりつけるようにしましょう。

頭皮は顔の皮膚に比べて厚みがあり、気付かぬうちに日焼けしていることも多いです。
気付いたときには「時すでに遅し」ということも多いので、日頃から対策を心がけましょう。
これからのシーズンは海水浴をする機会も増えると思いますが、海水は日焼け止めも取れやすくなるため、日焼け止めもこまめに塗り直すのがおすすめです。

暑さから、洗髪後のドライヤーも避けたいと思うかもしれませんが、髪を乾かすこともダメージケアになりますので、しっかり乾かしてから眠るようにしましょうね!
紫外線の影響を気にしている人も多い夏。顔や体の肌だけでなく、同じ体の一部として髪と頭皮のケアも取り組んでみてはいかがでしょうか。
今回の紫外線対策を取り入れて、秋はピカピカの髪と頭皮で迎えられるといいですね。 

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