カフェで窓際に座るべき本当のメリット

"よく目を使ったら休めろと言いますが、狭いカフェの店内で遠くを見て目を休めるところなんてどこにもなくないですか?"

Matsuki Blog運営者の医師のマツキと申します。
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今回は「日常×病気の予防」のネタになります。
カフェを多く利用するブロガー、ノマドワーカー、PC作業を多くする人向けの記事です。

また、近年はスマートフォン・タブレットが普及し、小さい子供でも近視の割合が増加してきてると聞きます。

「ちょっとしたコツで視力低下は防げるのでは」と思い、この記事を作ってみました。

眼科を専攻しているわけではないですが、1+1=2のような確実な公式(基本事項)さえ押さえれば、病態を予防するための日常的な対策を大きく外さずに導き出すことができると考えます。


今回話す内容に関してデメリットも特にありません。難しい言葉もあんまり使わないようにしました。

近いものを見ていると目が悪くなる流れ

今回使う基本事項は以下です。

・目のピントが合う仕組み→水晶体(レンズ)の伸び縮みが関係
・水晶体の伸び縮み→毛様体筋の収縮と弛緩が関与
・近くを見ようとする=毛様体筋が収縮

・近くばかりを見ている=毛様体筋が緊張した状態が継続する
・毛様体筋を継続的に緊張させたままだと眼球自体が変形する。
・眼球自体の変形は戻らない

・眼球の変形により視力は低下する

何が言いたいかというと

「目を休めずにずーっと近くを見ていると毛様体筋という筋肉が収縮しっぱなしで段々と眼球の変形が進行する方向に進むよ。一度なったらもう自然には治らないよ」

ということです。


逆を言えば、遠くを見れば毛様体筋の収縮を解除することができます。

窓際の席だけができるメリットは、店内の狭い空間に縛られず、遠くを見ることができる点です。

やることは簡単なことですが、定期的に窓の外に目を向ければ、毛様体筋の収縮を解除することができます。

つまり、窓際に座った方が眼球の不可逆な変形の予防につながる可能性が高いということです。

言い換えれば、窓際をチョイスすることで視力低下予防につながる可能性があるということです。

視力低下を防ぐことができれば、メガネやコンタクトを買う必要も減ります。
必要以上に眼科にお世話になる機会も減らすことができます。

経済的負担の低下にもつなげることも考えられそうです。

もちろん、視力低下につながる病態はこれに限った話ではないので、これをすれば完全に視力の低下を予防することができるというわけではありません。


しかし、ずっと近くのものを見ている時、眼球変形へのステップを踏んではいます。


ちょっとした工夫をするだけで、体の一部が永久に壊れることを避けられるということです。

カフェに同じお金を払うのであれば、視力が低下しない方がよいのではないでしょうか?

新たな視点や視力定価予防への興味が湧いていただいたら幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

今回は以上になります。

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