MARKEN社ブラックリーグ第1戦
本日より開幕した、ブラックリーグ第一戦の模様をレポートします。
エントリー人数は約140名、出走98名という昨年比で見ても非常に多い人数で開幕を迎えました。
コースはマクリ島の新コースを含んだ平坦基調の1周40kmのコースを2周。
グループライド
最初1周は約40kmのグループライド。
この区間は極力多くの人に交流とトレーニングの場として参加してほしいと思っています。今回は先頭で4.0~4.6くらいまでのグループライド。
皆さんのご協力のお陰でほぼ全員でまとまって走り、これから始まるシーズンのブリーフィング的な位置づけとして約1時間弱チャットメインのライドとしました。
この区間はソーシャルライド的に色々情報交換もできたらと思いますので、積極的にご発信いただけたら嬉しいです。公式レースではないので、そういうことができるのもクラブ機能の良いところです。
今回のレースは、、、
リーグ戦でポイントクラスBのレースとなり上位10名+敢闘賞にはポイントが付与されます。
加えて敢闘賞には賞品が贈られます。
ちなみに敢闘賞の賞品は、Actcyc様のソックス、ベリタス様のターメロンジョイント、sirosiba様からの密林のギフト券という大判振る舞いです。
レースは約40kmの1時間弱のガチンコ勝負。
今回のコースは大きな登りらしい登りはない平坦と細かなアップダウンが多いコースレイアウトで集団優位な展開となることが見込まれます。
初回につきコース難易度としては低めにして多くの人にチャンスが生まれるようにしたかったのが主催者の意図です。
その中で集団優位を破壊するような展開が生まれるのかが今回の最大の注目点。
「レースのきつさはコースではなく選手の走りが生み出す」とVELOCEの監督も申しておりました。
そしてゴングは鳴った
一周目が完了し、ブルーゲートを過ぎるところからレーススタート。
スタート開始とともにsirosibaアタック課長が躍動!躍動する筋肉で一気に加速。最初から行かせまいと集団もきっちり反応。
最初の数分で集団は60名ほどに減少。
参加者の1/3はグルペット集団に収まり、残り2/3でレースが展開される形でスタートとなりました。
平坦メインのコースなので集団がまったり距離を消化するのを危惧していましたが、ブラックメンバーにそんな懸念は不要。
sirosiba課長、komuraさん、Wokudaさん、Ohnoさん、Iwaiさん、mat常務らが積極的にアタックを続け集団を休ませない動きで牽引。
今回のコースで逃げを試みるのは相当な勇気がいることであり、積極的な動きを見せくれたメンバーには昇格の通知を後ほど発表します。
makuriの街中から新コースに入ると、さらに集団は活性化し、残り15kmでマーケン社鬼畜部課長のmiharaさん、O.yuchanさんが抜け出し、常務がブリッジし三人が抜け出す熱い展開。
数秒の差を着けて逃げるも、集団の力の前に吸収。
3人が捕まった直後にカウンターの形でHondaさんとItoさんがアタック!
残り13km地点から15秒以上のリードを保ち逃げ続けましたが、老獪なsaikaさん率いる集団の優位性には勝てずにラスト10kmへ。
ここからWokudaさん、sirosibaさん、tawaraさんらの細かいアタックが入るも集団は縦に延びながら吸収。
そしてその時はやってきた
そして残り6.5km勝負のターニングポイントがやってきます。
富士ヒルチャンプのmanabeさんの強烈なけん引がスタート!
これに反応したのは、Koyamaさん、endoさん、Masayaさん。
manabeさんがそのまま6.5倍から7.5倍の鬼畜的なパワーで一本引きを開始し誰も前に出ることができません。
唯一komuraさんが一人自力で追いつく熱い走り。
後ろは完全なカオス状態でこのとき全員が相当きつかったでしょう。
じわじわと集団が離れていき勝負あったかと思われました。
集団の中から、Hondaさんがブリッジを開始。そこに反応できたのは、yonedaさんとIwaiさん。
ブリッジを成功させると合計8名が完全に抜け出す形になり、後ろの集団との差が10秒以上に拡大。集団は常務、miharaさん、Wokudaさんらがなんとか追いつこうと牽引するもその差は拡大する一方。
ラスト3kmに入り前8名と集団との差は20秒に拡大。
前はyonedaさんがアタックしkoyamaさんが反応。
ここにきてのアタックは相当すごいです。
吸収し再び8名。
そしてラスト1.1kmでmanabeさんが動きます!
8倍でじりじり抜け出し、圧倒的なパワーで引き離していく。強い。強すぎます。富士ヒルを勝つということはこういうことです。
ラスト500mで5秒開きこれは勝負あったかと思われました。
しかし、Hondaさんがエアロブーストを使って最後の力を振り絞って追走。
最後のレイアウトが少し登っていたのも、勝負の分かれ目となったのか、ゴール前数メートルでなんとmanabeさんをHondaさんが差し切るすさまじい展開。
最後の展開はすごすぎて鳥肌ものでした。
良いもの見せてもらいました。
リザルト
敢闘賞
今回の敢闘賞はmiharaさんです!
最も高い平均レシオを出し、逃げを作ったり、最後まで諦めない追走をしたことなどを評価し取締役会において決議されました。
賞品を楽しみにお待ちください。
シーズンポイント
第一戦終わったばかりですがこちらです。
昇進・任命の発表
昇進・任命は昨年及び本年のイベントで2レース以上の実績があり、レースを動かす走りや、盛り上げ活性化に貢献した人の特性を考慮し勝手に昇進任命します。
主催者雑感
シーズン開幕ということで主催者も諸々準備に追われましたが無事に第一回が終わりほっとしております。
ほとんど通勤電車の中とトイレの中の時間で運営している会社なので至らぬ点はご容赦ください。
主催者は、11/15に大腿骨の髄内釘の抜釘手術をしたばかりで、現在松葉杖で歩いているような状態のため、ギリギリ自転車に乗っている状態です。
そのため最初のリーディングと実況で皆さんの頑張りを応援する係として体重調整のうえ参加しました。マイナス7kg表記にしましたが、「体重調整はちゃんと表記してくださいね」ということを示したかったのもあります。
参加者の皆さんに楽しんでいただき同時に強くなってもらうこと、スポンサー様の賞品が世に広まることを強く願っておりますので、皆様のご協力を引き続きよろしくお願いします。
次戦以降もたくさんの方の参加をお待ちしています。