ツールド沖縄の戦略 コース編1

こんにちわ。マツケンです。

自分がこれまで得たノウハウを情報を求める方々に伝えておきたい。読み手の方を意識して有益な情報提供を行いたい。その中で自身の知見も高めたい。

という気持ちでツールド沖縄の戦略を書き残すことにしました。

有料コンテンツとしていますが、売上金については運営するZWIFT内のマーケン社のイベントの賞品や郵送料、リアルミートアップイベントなどに充てて、輪界の盛り上げに活用していきたいと思います。

自己紹介

最初に簡単に自己紹介。

私は元々陸上の短距離選手でしたが大学生の時に色々な誘惑に負けて辞めてしまい、堕落の道に落ちていきました。
社会人2年目の23歳の時から一念発起してロードバイクに乗りはじめ、そこから競技歴は約20年。現在は金融系のサラリーマンやりながら小学生二人の父親やってます。

ロードバイク、シクロクロス、マウンテンバイク、タイムトライアル、ヒルクライム、少しトラックもやったりと自転車競技は一通りやってきましたが、ニセコクラシック、ツールド沖縄など長距離ロードレースが一番の得意分野かと思います。

今回は直前に迫ったツールド沖縄の戦略というテーマで書きたいと思います。

ツールド沖縄とは

ツールド沖縄は、沖縄北部の名護市をスタートゴールとした日本最長の公道ロードレースです。

公道をここまで広範囲に大胆に使えるワンウェイレースはこのツールド沖縄と北海道のニセコクラシックしかありません。
沖縄、北海道という二大リゾート地ということもあってか、ここを目標とするレーサーが多く、最も注目度が高くステータスが高いレースと言えます。

ツールド沖縄はシーズン最後のレースということもあり例年ホビーレーサー、プロレーサー共に一年の締めくくりとして非常に重要なレースとなります。

特に市民210kmは、アマチュア最高峰のレースとしてホビーレーサーの甲子園とも言われ、このレースの勝者は最強のアマチュアレーサーということができるでしょう。

私はツールド沖縄には2004年から出場しており一年の中で最も力を入れて取り組むレースです。

直近のリザルトは、
2017年2位
2018年5位
2019年2位
2022年15位

2019年大会羽地ダムでの最後の死闘
©️Makoto.AYANO/cyclowired.jp

というところで、最後の一押しが弱いという感じです笑。

長年の経験から得たコースの攻略ポイント、注意点、展開、補給、作戦など総合的にツールド沖縄を戦うポイントをお届けします。

ロードレースは強いものが勝つ競技ではなく、勝ったものが強い戦略スポーツです。

位置取り、補給、展開を読む力、力の出しどころ抜きどころ、他者の状況を把握する力、自分の力を冷静に分析して対応する力など、単純にパワーを出したら勝てるスポーツではありません。

約5時間半の中でどれだけ頭をフル回転させて戦うかが重要です。

コース分析、補給戦略、走行戦略、今年の展開予想など何回かに分けてブログに書きます。
また過去のパワーデータやタイムなどもフルオープンにしてどれくらいの力が必要かも書き残しておきます。

コース分析

はっきり言ってロードレースにおいてコースを知ってるか知らないかの差は極めて大きいです。

あとどれだけ我慢すれば良いのか、どこでペースアップすれば良いのか、休みどころはどこかなど戦略的にレースを進めるうえでは極めて重要です。

また210kmのロードレースでは何気に重要なトイレ戦略についても触れておこうと思います。

全体の高低図を見ながら3回に分けて各所のポイントを説明していきます。

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