テル(癖)を見抜いて1億円稼いだ
こんにちは、MJです！
今回は、Fedor Holzによる動画の要約です。
Fedor Holzとは？
生年月日： 1993年7月25日 (年齢 28歳)
出生地： ドイツ ザールブリュッケン
ハイローラートーナメントを
専門としているポーカープレイヤー。
Pocketfives.comによって2014年と2015年に、
最高のオンラインMTTプレーヤーとして、
ランク付けされました。
獲得賞金ランキング10位 $ 32,724,248 (約37億7000万円)
28歳で、ポーカーで37億円獲得...。
どうすれば、こんな奇跡のようなことが起こせるのか、
動画を翻訳しながら勉強していきたいと思います！
今回のテーマは『テル』
テルとは、ポーカーをプレイしている時に出てしまう癖のことです。
テル
『テル』はライブポーカーにおいて、
基本的なことだが、見落とされがちになっている。
1万人以上の相手とライブポーカーをプレイしてきたが、
「これを見つけたら、これだ。」といった、
一つのソリューションがある訳ではない。
しかし、複数のシチュエーションが同時に来る時がある。
その時、彼らがとても強いハンド持っていたり、
とても弱いハンドを持っていたりといった事実を、
強く示唆することがある。
これらの情報を考慮することは、
長期的に良い結果をもたらすだろう。
バックグラウンド
ポーカーをプレイする前の情報だ。
WSOPメインイベントは、とても良い例だ。
7000〜8000人ものプレイヤーのうち
僕は大半のプレイヤーを知らない。
それでも1人1人に対して、リード(読み)がある。
例えば、50歳のアメリカ人、
ホームゲームのサテライトで勝ち上がった。
ということは、オンラインのプロじゃないということが分かる。
そんなプレイヤーがオーバーベットを打ってきたとする。
そのスポットを適切に勉強していて、
バランスの取れた戦略を取っていて、
充分なブラフコンボを持っている可能性は低いだろう。
大抵は強いハンドで、バリューを取りたくて打っているんだ。
対戦相手をカテゴリー分けしていく際に、
どういった特徴があり、性格を持っているのかに注目しよう。
それらはそのゲームに直接、影響するだろう。
まずはアグレッシブなのか、パッシブなのか、
これはゲームが始まる前に見分けたい。
会話の中でどのような性格の人物なのか、
高価なアクセサリーをつけているか、
どのようにテーブルに現れるか、
色々な情報を得て、それらをゲームに活かしていく。
人々は隠された情報を見落としがちだ。
ポーカーに関するテル
①チップがどのように積まれているか
きちんとスタックを並べて積み上げているプレイヤーは、
パッシブな側面を持っていることが多い。
あまり整えずに、スタック同士にも間があるようなプレイヤーは、
ルースだったり、アグレッシブな側面を持つことが多い。
とてもシンプルだが、
何年にも渡って、僕にとって価値があるリードだった。
②ベットサイズ
彼らのベットの仕方によって、
ハンドの強さを予想できる。
例1) 様々なチップを使ってベットして来る時、
乱雑にチップを合わせてベットして来る時、
弱いハンドを持っている傾向にある。
例2) 44,400点持ちで、
もう少し大きなサイズでベットすべきなのに、
4,200点しか打ってこなかった時、
弱いハンドを持っている傾向にある。
ベットサイズや、
相手がどのようにベットサイズを選んでいるかは、
あなたに多くの情報をもたらしてくれるだろう。
経験豊富なプレイヤーに対しては、
あまり考慮に入れることができないが、
特に、経験の浅いプレイヤーには有効だ。
オンラインポーカーは
33%のボタンをクリックするだけで、
33% のサイズになる。
ライブポーカーでは、
潜在意識が働いて他のサイズではなく、
ある一つのサイズを選んでいるということだ。
あるプレイヤーが、
バリューベットなら70% 75% 80%サイズを使っているのに、
60%サイズを使ったとしよう。
これはとても大きな大きなテルだ。
無意識のうちに、多くのプレイヤーは、
彼らの持っているハンドの強さによって、
少しずつサイズが変わっていることがある。
特にリバーのベットだ。
75% 80%サイズで、強いハンドをベットしているのを見た後、
50% 60%サイズはより弱いハンドが入ったレンジだろう。
そのベットに対しては、レイズを多めにしたり、
ヒーロコールを増やしても良いだろう。
これは本当に、成功してきた戦略だ。
ベットサイズについては、
まだまだ隠されたテルが多くある。
身体的なテル
たくさんある中から絞るとしたら、
脈、目、姿勢だ。
これらが長期的に、僕に利益をもたらしてくれた。
①脈
長年の経験から、
誰かの脈拍が正常かどうかを見ることが上達した。
例えば、リバーで大きなベットやオールインにいったとする。
相手は興奮している、脈は早くなる。
大切なのはその後だ。
30〜45秒後、相手がフルハウスやナッツを持っていたとする。
確かに、まだ興奮するシチュエーションだが、
少しずつリラックスしてくるだろう。
なぜなら相手は負けることがないからだ。
コールされることに対するストレスもないし、
飛ばされることに対するストレスもない。
時間が過ぎるごとに少しずつ、脈が落ち着いてくる。
もう一方で、相手がKハイでブラフをしていたとする。
脈は早くなり、興奮している。
そして時間が経っても、まだ興奮は冷めない。
僕は相手の方を見て考える。
相手は緊張が持続する。
僕はこういった違いを見分けるのが得意だ。
オンラインだと絶対にコールしないスポットでも、
これによってブラフキャッチを成功させて、
数十万ドル獲得してきた。
飛ばされる可能性がある時と、
大きなポットを獲得する時の脈の違い。
これが、最も有益な脈のテルだ。
②目
まばたきや、どこを見ているかなど、
様々な状況で重要だ。
目については、伝えることが難しい。
個人的なパターンが存在するので、
それを注意して観察することが大切だ。
でも、誰かが意識的に視線を固定しているのを見つけたら、
それは強いハンドを持っていることが一般的だ。
なぜなら、その人はそうすべきだと気づいているからだ。
ブラフをしている時は、快適ではないはずだ。
まばたきは、
一部の人は多くまばたきをする時に
弱いハンドを持っている場合もあるけど、
一般的には、
まばたきが少なくなった時に、
弱いハンドを持っている場合がある。
リラックスしてまばたきをしている時は、
強いハンドを持っている場合がある。
でも人によって異なるので注意が必要だ。
③姿勢
彼らが本当に考えているのか、考えていないのか、
顔や姿勢を見て分かることができる。
例えば、10〜15秒間、時間を取って、
アクションをしているとしよう。
その間にチップシャッフルやなんらかの動きをしているが、
脳が本当に働いて、考えている時の顔と、
やることが決まっていて、待っている時の顔は異なる。
初めてのスポットで難しいのか、
それとも簡単な選択なのか、
それによって彼のハンドを推測することができる。
最後に、
彼らが何か飲みながらハンドをプレイしている時、
18回中18回、彼らは良いハンドを持っている！！！
これらのアイデアが、
役に立つことを願っています！
テルについて、
断言することは難しいですが、
僕自身もカジノで、色んなプレイヤーと対戦して、
密かに見抜いてるテルもありました！
これは経験を重ねることでしか、
習得できない直感的なものだと思うので、
ライブポーカーの醍醐味であるかもしれませんね！
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