未来の電車をつくって、季節をみつけにいこう|5月11日(月)みんなのオンライン教室レポ
「みんなのオンライン教室」運営メンバーの松井(トモさん)です。
今日は午後のホスト担当だったんですが、午前の「みらいのでんしゃをつくってみよう!」の授業がどんな様子なのか見てみたくて、午前から入っていました。
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「みんなのオンライン教室」は、「あさのかい」から始まります。
毎日、参加者が変わる教室なので(おとなもこどもも)、お互い簡単な自己紹介から。
その後、
1)きょうやること
2)おうちのためにやること
3)みんなでやってみたいこと
を発表します。
この日は初めての人が2名いて、うちひとりは発表し、もうひとりは様子見でした。
こどもの主体性を尊重したいので、「発表しない」という選択もアリです。
「あさのかい」が終わって1時間目が始まるまでの休憩時間のこと。
「クイズ問題ができた!」と言って、ある子がおもむろに鉄道クイズを開始しました。
自分でクイズを考え、紙に書き起こし、実行に移す。
スキってのは、素晴らしい原動力ですね!
「みらいのでんしゃをつくってみよう!」の授業が始まる前に、すでに鉄道の授業っぽくなっているという^^。
彼は、授業中も先生を差し置き(笑)、電車の解説をしていました。
「みんなのオンライン教室」では、授業中に、先生と生徒が逆転するということがまあまあ起こります。
そんな教室です。
ちなみに、先生も鉄道クイズを用意していたんですが、
こいちゃん(先生):「大井川鉄道で面白い取り組みをしています、さてなんでしょう?」
きーちゃん(生徒):「トーマスでしょ(←実物のトーマス号を走らせている)」
と即答されていました^^。
こいちゃん(先生)は、こどもの頃から鉄道が好きだったけれど、周りに鉄道好きの人がいなくて、肩身の狭い思いをしてきたそう。
「こどもたちに好きなことを堂々と発信してほしい!」ということが伝えたくて授業を考えた、と。
ここは、おとなが自分の想いを叶える場でもあります。
午後の授業は、マサノさんによる「目の前にある季節をみつけにいこう」。
身の回りにある自然を探して共有するという内容で、皆が別々の場所にいるオンライン授業だからこそできる試み。
ついに、参加者が屋外に出ていくスタイルの授業が登場です。
家にこもることが多い今だからこそ、こういう授業もいいですよね。
各自、庭に出たりしながら、季節を探してくれていました。
ちなみに、わたしは琵琶湖まで近いので、出て行って散策。
よかったことも改良すべきことも、いろいろありながら、日々、みんなの教室ができあがっていっています。