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【RIC体験記:第7回】 トレーナーと課題発見

第7回「トレーナーと課題発見」は、トレーナーとふたりで真のボトルネックを見つける回。

心に浮かぶキーワードから、連想ゲームのように言葉を紡ぎ出し、マインドマップのようなものをつくっていく。

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「起点となるキーワードを3つ選定します。今、気になっていることは?」

と聞かれ、出てきたのが、

「勝負したい」
「時間を捻出したい」
「成功したい」

の3つ。

それらを起点にマインドマップづくり開始。

出てきた言葉の中で、関連性のあるもの同士をつないでいき、多方面に関連する中核の言葉を見つけ出す。

頻繁に関連づけられたのは、

「大きすぎる欲求」
「甘える自分を抹殺したい」
「追い込みが足りない」

といった言葉たち。

そこから導き出されるのは、「逃げたい自分」の存在。

都合の悪いことから逃げ、そこに目を向けないようにしている自分。

びっくりした。

まさか、自分が「逃げたい人」だったなんて。

わたしの中に在る弱さは、「言いたいことが言えない」とか「打たれ弱い」とかそういうのであって、意志の弱さではないと思っていたのよね(むしろ意志の強さは誇れると思っていた)。

ただ、「逃げたい自分」の存在は、とてもしっくり来るし、辻褄が合う。

自分で自分を追い込まないと逃げてしまうからそうしてきたし、実際、追い込めていないところは逃げ続けている。

今の感情を書き込む「感動の評価シート」で、「驚き=8、関心=3、悲しみ=9」と、初めてネガテイブ感情が最大となった↓

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後日、みんなの集まりにて、このことをシェア。

「本当の自分=すぐ逃げようとする意志の弱い人」だという事実が見えてしまった、と。

しかし、ここで大きな気づきが。

皆、一様に「逃げたい自分」を持っていた。

わたしだけではなくて。

そして、「逃げる弱さ」なのか「逃げられる強さ」なのか、また、「逃げる」も「立ち向かう」も対処するという意味では本質的に変わらない・・そんな臨床心理士からの投げ掛けが。

なるほど、「逃げる=弱い」と考えるのは、「芯の強い人で在りたい」という憧れから来る先入観。

逃げることで不具合が生じているなら、対策を考えればいいだけのことで、感情に流される必要はない。

また、すべてに立ち向かう必要はなく、「ここは逃げちゃだめ」というポイントを見極める判断力が大事。

ドラクエにも「にげる」の選択肢があるしね。

またひとつ、自分をありのまま受け入れることができたな。

冷静に、そして、しっかりと人生を舵取りしていこう。


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最後に、少し気になっていた「ボトルネックとは何か?」という問いをこの場に投げてみたところ、こんな意見が返ってきた。

ボトルネックとは・・

これがあるから行きたい方向に進めないもの、つっかかり
瓶を逆さにしたときのイメージで、中の水を流れ出にくくしているキュッとした部分

ちなみに、わたしの思うボトルネックは、これ。

思考の根深い部分に突き刺さっていて、あらゆる行動に悪い影響を与えている釘のようなもの、引き抜くとすべてが改善される

さて、「逃げたい自分が認められない」という釘は抜けたのか?

第8回:生と死のワーク」へ続く。


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トモさん(松井 知敬)
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