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有馬記念を振り返る
昨日は有馬記念。本命に選んだ③番アーバンシックは見せ場なく6着。3連複の軸に買っていたので、ひとまず3着に入ってくれさえすれば良かったのだが、叶わず。
スタートのタイミングが合わなかったのが最後まで尾を引いたのか、遅すぎるペースに打つ手がなかったのか、3コーナーからレガレイラには置いていかれる格好になってしまった。見せ場はなかったけれど、0.5秒差の6着。まだ3歳だし、来年の巻き返しに期待したい。
レース前から予想された通り、1000メートルの通過ラップが1分02秒9の超スローペース。掲示板の5頭は⑪番ジャスティンパレス以外、3角で5番手以内にいた馬ばかり。ジャスティンパレスとアーバンシックは上がり2位の35.1秒で上がってきたが、4角で10番手と8番手からでは5着、6着が精一杯だった。
それに比べて、C・デムーロの騎乗は見事。大外枠の不利な状況から向正面で番手を上げて、3角で5番手に。上がり3Fを最速35.0秒で駆け抜けてハナ差2着で入線。昨年のスターズオンアースといい、大外枠だからといって、必要以上に軽視する必要はないということか...。昨年の有馬の実績から軽視出来ないとは思っていたけれど、6歳以上は基本馬券にならないというデータを採用したため、印を回すことができなかった。藤原調教師の抽選会での悔しがりかたも振り返ってみると、状態に自信があったからこそだった訳か。
なお、当日は西高東低の冬型の天気予報通りで強い北風が吹いていた。そのため、先行する馬にとっては不利な条件だったと思う。その条件で3着に粘った①番のダノンデサイルはスローペースの利があったとは言え、評価されても良いように思う。
⑤番のベラジオオペラはスローペースに救われた面はあったと思うが、やはり距離が長かったんだと思う。
⑥番ローシャムパークももう少しペースが早ければ、馬券に絡んでいたと思う。このあたりは展開の妙か。③⑥は能力的には劣っていないとみた。
一方で、⑩番プログノーシスや⑬番スタニングローズにとっては、距離が長かったかもしれない。
川田騎手が有馬記念で結果を出せていないというデータは来年以降も継続されることになった。