おたりスマートソンプロジェクトを振り返る Vol.8
本記事は、Vol.0の時系列、9. 2019年9月19〜20日:知的情報空間研究室 「第8回小谷村訪問」水田水位監視システム回収、に当たります。
これまでの記事を読んでくださった方はお気づきかと思いますが、9月中旬から稲穂が黄色に色づき始め、刈り取りの時期が近づいていました。
2019年8月はまだまだ青い稲穂でした。
この時期になると水田の水張りは行わないため、本来であれば水田水位監視システムの利用は必要ありません。本システムでは、環境データを取得していたため、刈り取り時期や品質測定に使用可能なデータとして、田んぼへの継続的な設置を行っていました。
既にかなり愛着が湧いていたデバイス、お疲れ様を言いたくなりました。
稲刈り時には本センサが作業負担になってしまうため、今回全ての設置センサを取り外し、保管しました。
機材回収が無事終わり、見える化Webページの閲覧も同時に終了しました。
色合いが変わった小谷村の山々。
この回収によって実証実験が無事終了し、システムの可用性検証に入りました。
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本プロジェクトについてのまとめはこちらのマガジンから:
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