まちづくりのグランドデザインについて考える書籍
プロジェクトに「おたりスマートソン(=スマートな村をマラソンをするように作っていく)」と名前を付けた時から、まちづくりの基礎は理解しよう、となりました。本研究室は情報技術を学ぶ研究室ですので、情報通信を利活用したまちづくりのグランドデザインを目指しました。一般的にはスマートシティと言われている取り組みに近しいものですが、まずは「まちづくり」とはを考えよう、というステップです。
今回は実際に研究室で購入し参考にさせていただいた、「まちづくりにおけるグランドデザインについて」を理解するための書籍をご紹介します。
グランドデザインとは?
「グランドデザイン」とは、聞き馴染みのない言葉だと思います。まずはグランドデザインを理解するために、事例として地域で実際に行われているグランドデザインをご紹介します。
まちづくりのグランドデザイン例:
次に、グランドデザインのコンポーネントとなる地域での取り組み、事例について紹介されている、以下の書籍を拝読しました。
まちづくりについて学ぶ書籍
実際に研究室で購入した書籍をご紹介します。
地域で新しいビジネスを創ることに対するスタディが詰まっています。著者ご自身のキャリアについても書かれていてるので、Iターン、Uターンを考えられている方にも響くかと思います。
神山町における地方創生プロジェクトや、アーティストレジデンスといった取り組みがどう発展していったのか、実際にプロジェクトを進行された方のお話を中心に書かれています。
熱海の再興を目的としたまちづくりについて、著者の方のご経験に基づいて書かれた本です。
再生可能エネルギーを中心に地域づくりに取り組まれている下川町の動きについて書かれた本です。
Walkability(歩いて目的地にたどり着く)に視点を置いたまちづくりについて、勉強されたい場合に参考になると思います。
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グランドデザインについては、書籍で学ぶだけでなく、実際に様々な地域にお伺いし、ヒアリングを重ねました。そちらの取り組みについては、今後記事としてまとめる予定です。
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