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「わかる〜」が交差する点には何があるのだろうか?

あぁそれ! わかる〜!

その瞬間に、自分の中の何が刺激されたのだろう。
そして、自分の感覚が他者の感覚の何と交差したのだろう。
わかりあうとは何か?
また、
わかりあえないとは何か?

平行線は交わることはない。

それは、そうだろう。
交わってしまっては、平行線ではないのだから。
「あなたとわたしの考えは平行線だ。」
要するに、わかりあえないということを指している
わかりあえないが平行線なら、
少しでも「わかるー」となるということは、
何かが交差したということになる。
さて何がその交点にあるのか?

ふと疑問に思った。

Aさん:「あなたとわたしの考えは平行線だ。」
Bさん:「そうだ。平行線だ」

そう言った二人の「平行線である」という認識はわかりあえている。
あれっ?平行線が交差しているけど…。
さて何、がその交点にあるのか?

わかりあえたと感じたとき、それが何が交差したかをわかっていなければ、わかりあえたかどうかはわからない。
なぜなら、わかりあうための対象は他者なのだから。
わかりあえたと感じているのは自分だけであるかもしれないのだから。
もしかしたら、その場の雰囲気がわかりあえたような感じにしているだけかもしれないのだから。

「わかる〜」ってなんだろうか?

今日も新しい気づきをありがとうございました。



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keiichi MATSUI(松井 恵一)
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