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Photo by
tsunagalu
エポケーしよう…。
エポケーとは…
近代の哲学者フッサールは、世界が無条件に存在しているという確信を括弧に入れて停止すること。判断停止。とあらわした。
”当たり前”を括弧にいれる。
いつの時代もそうだったのかもしれないが、時代の変化が速いときには、特に「エポケー」が大切なのかもしれない。
認識や前提のズレが、成長を阻害する要因にもなりうるから。
仕事をしていると、どうしても「認識のルーティン化」を行いがちだ。
いつも「こうやっていた」から「こうやった」ほうがよいと、判断しがちだ…。
新しい何かを取り入れることは、ある種の恐怖を伴う。
だけど…。
対象の変化が起こっている時、方略の変化が伴わなければ、到達してほしい結果にはつながらない。
それはわかっているはずなのに…
なぜ、方略の変化を受け入れることはできないのだろうか?
1 「○○とは、□□だ。」という固定観念。
「対象の変化は生じていない」という前提の固定化があるかもしれない。
2 「変更して失敗したらどうしよう。」という安全志向。
「方略の変更は恐ろしい」という安全志向があるかもしれない。
3 「到達してほしい結果」の非共有化。
「到達してほしい結果が実は違う」という非共有化があるかもしれない。
だから、エポケーしよう。
1 前提の固定化がなされていないか。
2 安全志向の方が実は恐ろしいのではないか。
3 到達してほしい結果はズレていないか。
立ち止まって、捉え直してみよう。
そうしたら、一歩を踏み出す勇気が出る。
きっと。
今日も新しい気づきをありがとうございました。
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