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男の無駄な行動はどこからやってくるのか?

自分が男なのを棚に上げてこんなこと言うのもなんなのですが、「男ってなんでこうバカなのかな?」と思うことが多々あります。数え上げていくとキリがありません。

まず、無駄に危険なことをします。大酒や違法ドラッグやってみたり、危険なスポーツやったり、よくもまあ次から次へとこんなに危ないことを思いつくものだと感心するレベルです。サーフィンやスケートボードやスカイダイビングなどなど、世界には危険なスポーツがたくさんありますが、それらはすべて男によって発明されたものです。

また、身体的に危険でないことでも、無駄にリスキーなことをするのは大抵男と相場が決まっています。起業なんてその最たるもので、企業の10年生存率なんてたった26%しかないのです。しかし、それでも男たちはなぜか何故か次から次へと起業していきます。

それから無駄に高価なモノもよく購入します。スポーツカーやヨットなどはその典型でしょう。スポーツカーなんて本当にしょうもなくて、燃費悪いわ、振動すごいわ、シート硬いわ、ハンドル重いわでいいことなんて一つもありません。ヨットなども年に何回乗るんだよ?って話ですから、基本的に金の無駄遣いです。

男たちのこうした意味不明な行動は、実は「シグナリング理論」という理屈でほとんどすべて説明がついてしまいます。これは2001年のノーベル経済学賞受賞者、マイケル・スペンス氏によって唱えられた理論ですが、オスたちの大半の謎の行動がこの理論によって説明がついてしまうのです。

では男たちはどうしてこうもアホなことをし続けるのでしょうか? このことには一体どんな意味があるのでしょうか? 今日はそんな話をしてみたいと思います。

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