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結果を出すのに必要なメンタリティを考えてみました

僕らが日々接している世界って、基本的にビジネス・オーナーたちのビジョンによって作られた世界です。

例えば、僕が今この原稿をタイプしているパソコンは、スティーブ・ジョブズが創り、現在ティム・クックが経営するアップル社によって作られたものです。

僕がこの原稿を打ち込んでいるnoteというプラットフォームの編集画面は、加藤貞顕氏が経営するnote株式会社によって作られたものです。

僕が仕事中に飲むスパークリング・ウォーターはsodastreamという会社が作っている炭酸水製造機によって作られたものです。

僕が使っているスタンディングデスクはSHWという会社が製造、販売しているものです。

僕が目に入れているコンタクトレンズは、ACUVUEという会社が作ったものです。

こんなふうに、僕らが接する世界の大部分は、世界のどこかの経営者がビジョンを抱き、それを製品やサービスという形で世に送り出したものによって実現しています。つまり、それぞれの会社の経営者が、ストレスに苛まれて睡眠を失ったりしながら、僕らの住む世界をより快適なものへとしてくれているのです。

世界の見え方が変わった

僕がこんなふうに世界を見るようになったのは、起業してからのことです。その辺の小さな美容院とか喫茶店とかラーメン屋さんにも深い尊敬の念を抱くようになりましたし、チップを多く置いたりするようにもなりました。

もう一つ変わったことは、「この製品を生み出すのにどれくらいコストがかかったかな?」「こんなサービスを作るには、どんな人材が必要なんだろう?」なんてことを、常に考えるようになったことです。喫茶店に入ってもすぐに内装にかかった金額やオフィスの賃料を考えてしまいます。「どうしてオーナーはこの内装にしたんだろう?」とか「この接客の意図はなんだろう?」など、オーナーの意図を考えることもあります。

それから、自分ならどうするかもついつい考えてしまいます。妻と喫茶店などに入ると、そんな話で大半の時間を費やしてしまうことがしばしばあります。

サラリーマン時代もこういうことは考えたのですが、「自分の身に置き換えて考えてみる」という感覚はまったくなかったので、考えてみると、僕もいつの間にかずいぶん変わったようです。

うまく言えないんですけど、世界を変えるということが、ちょっとばかり自分事になったのですね。以前は何かを享受することばかり考えていたので、ここが一番変わったところではないかと思います。

そんなわけで、起業したい人がどんなふうに考えるとうまくいきそうな気がするか、僕なりに考えてみたいと思います。

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