「真実>フェイク」は本当なのだろうか?
フェイクニュースが僕らを取り囲むようになって、もうしばらくになります。最初の頃は一体どういうことなのかと唖然としていたのですが、最近では「フェイクが半分」と思いながら情報に接するようになってしまいました。しかも、これが「おかしなことだ」とも感じなくなってきました。よく考えてみると、全くものすごいことです。ニュース番組で報道されることは全部真実だと思っていたほんの10年くらい前が、もう遠い昔のように感じられます。
最近だと地球平面説を唱える Flat Earther なんていうなかなかトンデモな人たちが急増中です。まさか21世紀にもなって地球が平らだと信じる人たちが現れるとは思ってもみませんでしたが、当の本人たちはいたって真面目に信じているようです。「地球平面協会」のような団体まであるようです。地球が平らだと信じる人がいるくらいなんですから、ワクチンは有害だと信じる人がいるのも、どうやら不思議でもなんでもないようです。
一体世の中どうしてこんなことになってしまったのかと最近よく考えます。もしかするとずっと前から世の中フェイクだらけだったのに、僕らが気がつかなかっただけなのかもしれませんね。そんなふうに思うこともあります。
なお、最後には真実が勝つと信じたいところなのですが、実はそうでもないのだろうな、と思ったりもする今日この頃です。なぜかというと、歴史を振り返っても、必ずしも真実が勝っていないからです。真実の勝率って、実はけっこう低いのかも知れませんね。そんなわけで今日は、なぜここまでフェイクが流通するようになったのか、そして、このフェイク前提時代をどう捉えればいいのかを考えてみました。
なお、かなり不快になる人もいるかもしれませんので、ここから先を読む方は予めご承知おきください。
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