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リーダーシップの欠如は致命的となり得ます
毎日メルマガの記事の書き出しがコロナウイルスのニュースでなんだか申し訳ないのですが、僕自身にとっても今はこれが最大の関心事なので、今日もこの話からスタートです。
僕はたった1週間前の2月9日に日本に到着したのですが、機内でもコロナウイルスについて注意喚起を促すような放送はありませんでしたし、「具合の悪い方は申し出るように」といったアナウンスさえありませんでした。いつも通りコンゴ共和国のエボラ出血熱についてはアナウンスがあり、もちろんこれは納得なのですが、エボラ出血熱に加えてコロナウイルスも注意喚起をしないのが実に不思議だったのです。
検疫窓口にも注意を促す立看板さえなく、みんなパスポート自動読み取り機を使ってスイスイと入国していきます。「おいおい、こんなことで大丈夫なのかよ...」と思いつつの入国だったのですが、その後日を追うに従って感染者が増え続け、死亡者さえも出ているのは皆さんもご存知の通りです。
安倍総理大臣は2月14日になってようやく感染症の専門家を対策本部に入れたようですが、これまで専門家抜きで対策を立てていたとははさすがに驚きました。
なぜこんなことになってしまうのか原因は色々と考えられますが、一言で言ってしまうとリーダーシップの欠如、あるいは間違いとしか考えられません。そこで今日はリーダーシップとはそもそも何なのか、優れたリーダーとそうでないリーダーの違いは何なのか、そしてどうしたら優れたリーダーシップが育つのかを考えてみたいと思います。
※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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