なるべく若いうちに身につけておきたい11のライフスキル
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みなさんこんにちは。お正月休みの間に食べ過ぎて、現在ダイエットに苦しんでいる松井です。
さて今日はちょっといつもと趣向を変えて、今になって振り返って見て、なるべく若いうちに身につけておけばよかったな〜と思う10のスキルを、自責の念を込めつつあげてみたいと思います。中には割と早い年齢で身につけられたものもあるんですが、いまだに全く身についていないものもあります。2019年を有益に過ごすためのヒントになれば何よりです。
1. 「学び方」を学ぶ
僕は物事の「学び方」、かなり若いうちに身につけられたように思います。最初はギターで次は英語、その次に筋トレ、そしてプログラミングの順番でした。これ、多分人生を生きていく上でもっとも重要なスキルではないかと思います。
その後も色々と身につけてきましたが、割と若いうちに「学び方」そのものを身につけたお陰で、その後学んだものも割とスムーズに身につきました。
なお、学校や教室で習うのが悪いわけではありません。お金を払って習うと、基礎がすぐに整います。ただ、それだけで満足をしてしまうと、そこから横に広げたり、自分の師を超えることなどできません。自分なりに学ぶ方法を身に付けるのは、本当に大事です。
2. 「物事」の掘り下げる方法
もう一つ大事なのは、物事の掘り下げる方法です。なんでもそうですが、上っ面のことを一通りできるようになるのは、それほど難しいことではありません。難しいのは、そこから掘り下げていくところです。このスキルは最近になってやっと少し身についてきたような気がします。しつこくしつこくやり尽くすと、自分がいかに何もわかっていないかわかってきます。そしてその未知の部分をさらに掘り下げるような感じとでも言えばいいでしょうか? 通り一遍のことだけ身につけて満足してしまったら、絶対に身につかない感覚です。
圧倒的なしつこさと探究心が必要です。わかったような気になった瞬間に、そこで進歩が止まります。そして、後から来たものに瞬時に抜かれます。掘り下げるって大切であり、難しいことです。自分に足りていないことの一つだな、と思います。
3. 課題発見能力
それから、課題を発見する力というのも、すごく大事だと思うのです。例えば、今とりあえず仕事が回っていても、改善の余地はいくらでもあるものです。
それから、どんな人でもそれなりに課題を抱えているものです。でも案外自分では 気がつけなかったりします。 自分をまっさらな気持ちで見つめて課題を発見できる能力って、とても大切なことのように思うのですね。 こうした能力は50代になってからようやく身に付いてきたように思いますが、あと25年位早く身に付けたかったです。
4. 人前で話す
僕が初めて人までちゃんと喋ったのは、大学時代のことです。初めてクラスでプレゼンをやった時、あまりにガチガチに上がってしまい、言いたいことの半分も言えませんでした。
これ、身につけておいて絶対に損のないスキルです。働いていると、どうしても人前で話す必要に迫られます。僕の場合は、合気道の指導をしている中で慣れていきました。学び方は人それぞれだとは思いますが、若いうちからドンドン場数を踏んで慣れていきましょう。
なお、こちらの本、オススメします。読んでみて、なるほどと思う点が多い本でした。
5. わかりやすい文章を書くこと
ビジネスで役立つ、明瞭でわかりやすい文章を書けるようになっておきましょう。現在のような物書き業は40代半ばまで始めなかったのですが、アメリカの大学に行ったお陰で若い頃からしこたま文章を書かされたので、そこそこわかりやすい文章を書けるようになったように思います。
文章というのは、読んで直されているうちに、まあまあのレベルにはなれます。村上春樹にはなれませんが、ほとんどの人はその必要はありません。なお、日本の学校はこの手の訓練があまりにたりなので、ガンガンブログでも書いて自得するしかないかもしれませんね。そんなわけで1)の「『学び方』を学ぶ」が役立ちます。
多分良い書籍もたくさんあるのですが、僕は文章の書き方を英語で覚えてしまったので、紹介できる日本語の書籍がありません。悪しからずです。
6. 論理的思考
論理的に考えるって、大人になって働き始めるまで、ほとんどした覚えがありません。それどころか、管理職になるまでしたことがなかったかもです。
難題と思えることを一度バラバラにして整理して理解したり、シンプルな解決方法を考えたりする能力ですね。
こういう訓練はもっと若い頃からやっても良かったような気がします。きっと今でも教えてるところは少ないでしょう。最近だと、Jordan B Peterson のレクチャーとかとてもいいと思います。現代って本当に優れた人々のレクチャーが普通にネットで聴けるのが素晴らしいです。
それから、プログラミングは論理思考のとてもいい訓練になります。何しろ論理的に整理しないと、動くものができませんしね。どうやって問題を分解して整理できるのか、これが一番いい訓練だったように思います。
7. 交渉の仕方
交渉の仕方も、本当に何も教わらないまま大人になってしまうことの一つだと思います。そしてある日突然自動車や家の値段交渉をする羽目になるのです。僕もまさしくそんな感じでした。僕はいまだに交渉が下手で、色々と苦労しています。
交渉術ってもっと早い時期に教えるべきものです。10代のうちから訓練すべきでしょう。本当に身につけて置いて特しかしないスキルです。
なお、15年ほど前に読んで、初めて「なるほど!」と思った本はこちらです。万人にお勧めできる良書です。
8. 健康的な生活習慣
バランスのとれた食生活を送る。十分な睡眠をとる。適度に運動する。こうしたことは、本当に信じられないくらい大切です。僕も含めた多くの人が健康的な生活習慣を身につけていないばかりに、無駄にパフォーマンスを下げたり、中高年になってからリスクに面しています。あなたが学生でも専業主婦でもサラリーマンでも自営業でも、絶対に身につけておくべきスキルです。
なおこの健康的な生活習慣、意外と身に付けるのが難しいんですよねえ。まず一つに、トンデモ情報が出回りすぎているからです。なのでここで役立つのが1)の「『学び方』を学ぶ」と、2)の論理思考です。論理的に考えればありえないことに、本当に多くの人が飛びついています。酸素水とかアトピーの脱ステロイド療法とか、本当にインチキ情報があふれています。論理的に考える訓練、若いうちにぜひやっておきましょう。
なお、この分野でお勧めの2冊はこちらです。あとは英語のYoutube チャンネルを一つ。
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9. 良い習慣を定着させる方法
僕に大きく欠けているな、と思うのは、習慣を定着させるスキルです。バランスのとれた健康的な生活を送っているのに、3ヶ月くらいするとなぜかヤメてしまい、また苦労してゼロからやり直すのをずっと繰り返しています。
定着したのは常日頃勉強することくらいですね。あとは全く定着しません。要するに意志の弱いのでしょうか? でも、これも一種のやり方の問題ではないかと考えています。今の所解明できていません。
ただ、それでも以前よりはだいぶ定着率が高くなったとは思います。これもまた、頑張って解明したいと思っています。
10. バランスのとれた運動能力
運動能力と一口に言っても、筋力、持久力、敏捷性、柔軟性、バランス感覚など、様々な要素があります。歳をとってくると大抵、運動を続けている人ですら筋トレとマラソンくらいしかやりませんよね。僕もそのうちの一人です。別にこれが悪いってわけじゃないのですが、色々な能力を満遍なく使わないと、できないことが増えていくのではないかと不安に感じます。
もっとバランスのとれた運動能力の維持は、もっと考えてもいい課題だと思っています。ここ数年間はカーディオと筋トレを半々でやっていますが、これ以外に、スキルを要求される球技や格闘技などを混ぜていくべきですね。格闘技は44歳の時にすっかりやめてしまったのですが、最近はロッククライミングに挑戦しようかと思っています。
11. 心を静かにする方法
これも今まであまり取り組んだことのない課題なのですが、心のバランスを保つためにも、心を静かにする方法を身に付けるべきではないかと考えてみます。自分なりに瞑想の本を読んだりして取り組んだことがありますが、ちゃんとやったことないんですね。ヨガなんかも、瞑想的な効果が高いと思うので、今年のうちに始めようと思っていることの一つです。
また、30代の頃に「野口体操」というのをやっていたことがあります。これもまた、瞑想的効果が高かったように思います。興味のある方はぜひどうぞ。
以上、なるべく若いうちに身につけておくべき10のスキルでした。他にも「料理」とか「整理整頓術」とか「語学」「お金に関するリタラシー」とか色々あるんですが、とりあえず上の10は学生さんでもサラリーマンでも、専業主婦・主夫でも、会社の社長でも役に立つのではないかと思います。
あとですね、やっぱり英語は身につけて本当に良かったです。優れた情報でも、日本語になかなか翻訳されないものはたくさんあります。学術論文なども英語の方がずっと量が多いです。この記事でも英語のリソースをいくつか紹介していますが、本当に身に付けるのと付けないのでは大違いです。
でも、英語を知らないと、そもそも知る機会さえ持てないのです。覚えておいて損はありません。英語学習を再開したい方は、Brightureへぜひどうぞ!オンラインレッスンも提供しています。詳しくはこちらから。
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