現実を直視して判断を下そう
自分は運動神経が割といいと思っていたのに、実はさほどでもなかった。
みんなからそこそこ好かれていると思っていたのに、実は陰で笑い者にされていた。
プログラミングが割とできると思っていたのに、就職してみたら一番できない人だった。
どれもこれも割とよくある話です。読者の皆さまも同じような覚えがあるのではないでしょうか? このほか、「社員の忠誠心が高いと思っていたのに、会社がちょっと傾いたらみんな一斉に逃げ出した」とか、「売れ筋だと思っていた商品が実は売り上げに貢献していなかった」など、自分の思い込みによる勘違いは、会社経営でもよくあります。
事実をありのままに認識するって、とっても難しいことです。なぜなら、どうしても脳内で認知バイアスが働くからです。昔、韓国の地下鉄火災で逃げ遅れた人が192人も死亡するという実に痛ましい事件がありましたが、あの事件でも、「まさか地下鉄火災なんて起こるわけない」というバイアスが働いて、多くの人が逃げ遅れたと言われています。
そう言えば、しばらく前にファクトフルネスという本がベストセラーになりましたが、この本にもある通り、僕らの認識は思い込みや刷り込み、あるいは様々な認知バイアスによって左右されています。なので、事実をありのままに見つめるって本当に難しいのです。
しかし、事実に基づいた現状を正確に認識できないと、人生においても会社経営においても、正しい選択をしていくことができません。そんなわけで今日は、どうやったら事実をありのままに見ることができるのかを考えてみました。
※この文章は単品で300円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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