ごく近い将来、ネットから新たな宗教が生まれます
しばらく前に、社会は今後さらに流動化し、その結果生きづらいと感じる人が増えるだろうという趣旨の記事を書きました。
かつては家族や地域や会社などが僕らを結びつけていましたが、気がつくと僕らは、人口の4分の1が生涯を独身で過ごす時代に突入しつつあります。それだけではありません。どうやら年金は崩壊しそうですし、終身雇用さえもが風前の灯なのです。
つまり、僕らを結びつけ、社会を支えてきた基盤が全てなくなってしまうのです。もはや、僕らに「安定」や「安心」が供給されることはありません。
ただ、そう悪いことばかりではありません。繋がりが無くなるということは、余計なしがらみがなくなるということでもあります。ですから、これからは今まで以上に自由度が増していくはずです。
結婚を例に挙げて見ましょう。かつては結婚せずに一生涯を送るなんて、あり得ない選択肢でした。ところが今では、別に結婚しなくてもしなくても、完全に個人の自由なのです。また結婚したからと言って、必ずしも子供を持つ必要もありません。未婚のまま子供を持っても構いません。それもまた個人の選択なのです。日本ではまだまだですが、先進国ではどこの国でも婚外子の数がうなぎのぼりです。
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