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心の自動反応回路を発動させないために
小山田圭吾氏が辞任に追い込まれました。
なかなかものすごかい焼かれ方です。本当に思いがけないほど多くの人が強く反応し、そしてその火力は、辞任が発表された今も衰える気配がありません。
反応した人々の心情はよく理解できます。特にいじめの被害に遭った方々にとっては、国がいじめ実行犯に活躍の機会を与えるなんて、許し難いことだったでしょう。障害者をいじめの張本人がオリンピック・パラリンピックの音楽担当をするなんて、まったく出来の悪いブラックコメディです。
ただ、今回はたまたまいじめ実行犯が制裁を喰らいましたが、こういうことは滅多にありません。いじめっ子だった人が成功し、ハッピーに生涯を送る確率は、そうでない人よりも遥かに高いのが現実です。
今日はなぜそうなるのか、そしていじめ被害者も、幸せな人生を送る方法がないのか考えてみました。
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