アメリカで続く暴動はどこに向かうのか?
アメリカでのデモ活動は今も続いています。当初の暴力的な方向は若干納まりましたが、今度は逆に警察の暴力を用いた鎮圧方法が大問題としてとりあげてられています。日増しに警察に対するバッシングも非常に強くなっているのを感じます。
実際、全米各地での警察の暴行は本当に目に余るものがあります。中でも世間に強い衝撃を警察官がトボトボと歩く75歳の老人を突き飛ばして重傷を負わせたこちらの映像です。(強烈なので暴力が苦手な方はパスしてください)
この倒された老人、耳から血を流し、意識不明のまま病院に運ばれました。幸い一命を取り留めましたが、まだ重篤状態ということです。
この他にも信じられないような映像が次から次へとソーシャルメディアに流れてきますが、これは本当にアメリカの出来事なのかと、まったく目を疑うような光景です。
こうした警察の暴力に対して激しい反発が起きた結果、この数日のうちに大都市のみならず、中小都市にまでデモが飛び火して、至るところで抗議行動が行われています。また、大都市のデモはさらに規模が増し、今ではこんな様子です。
そしてさらに、ミット・ロムニー上院議員、ジェームズ・マティス元国務長官、コリン・パウエル元国務長官、ブッシュ元大統領といった共和党の超大物たちがトランプに投票しないことを明言しだしたのです。ミット・ロムニー上院議員に至っては、自ら抗議活動に参加しています。ちなみに現職の上院議員が自分の党派の大統領に投票しないことを表明するなど、前代未聞の出来事です。
こんなこともあって、トランプ再選が確実視されていた11月の大統領選挙も、かなり雲行きが怪しくなりつつあります。今のところはまだトランプが若干優勢なようですが、本当にまったく先が読めない状況となってきました。
いったいこの先アメリカは、どんなふうになっていってしまうのでしょうか? 今日はそんなことを考えてみました。
※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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