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「恋の駆け引き」と「勘違い」の境界線はどこにあるのか?
Flirting(フラーティング)という言葉をご存知ですか?
これ、とても日本語に訳しにくい言葉です。
ちなみに Weblio英和辞書で調べると、こんなふうに出ています。
flirt
恋をもてあそぶ、ふざける、いちゃつく、もてあそぶ、(…に)おもしろ半分に手を出す、(…を)(危険覚悟で)気軽にやってみる、ぴくぴく動く、ひらひら飛ぶ
でもこれ、ちょっと何か違うんですね。この他いくつかの英和辞書で調べてみたんですが、あまりいい訳が見つかりません。色々とググってみたところ、こんなのを見つけました。
「モテの基本: フラーティング」より。
フラーティングって日本語でなんていうんだろう。 異性間で(もしくは同性愛者は同性間で)ちょっと色っぽいアプローチをすること、だと私は思っています。冗談を言いながら、直球で興味を示すんじゃなくてちょっとスパイスを加える。 ちょっと落としてから上げる、みたいな。
うんうん。これ、すごくわかりやすい説明です。このフラーティングの話、本当は一昨日に配信したデート代の記事に盛り込みたかったのですが、長くなり過ぎたので割愛しました、こちらの記事では男性側からのシグナリングの話を書いたのですが、もちろん女性側だってシグナリングをするわけです。具体的に何を目的としたシグナルかというと、自分に興味を持ってもらうためのものです。
人間以外のメスの例だと、フェロモンを発する昆虫や、発情期にお尻を真っ赤にする猿などが挙げられます。人間の女性だってもちろん動物ですから、同様の目的で様々なシグナルを発します。わかりやすい例を挙げると、綺麗にお化粧して合コンに行くとか、普段よりも少し肌の露出度が少し高い服装をするなどが挙げられます。
人間は高度なコミュニケーション能力を有していますから、服装やお化粧に止まらず、言葉や視線やボディランゲージなどを用いて、もっとずっと細やかなシグナリングをします。そうした高度がシグナリングこそが、この「フラーティング」なのです。
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