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個人事業のブランディング
”個人で稼ぐ”の勘違い
個人事業主として独立をして9ヶ月。独立した理由は主に2つ、“想い”や“理想”を追い続けることと、成長を止めずに進み続けることです。
独立当初は「個人事業主!フリーランスだ!」と息巻いて、自分の名前を売り出すことに必死でした。高揚感もあったと思いますし、”個人で稼ぐ”ことに意識がいき過ぎていたような気もします。僕の名前と、僕の想いの価値を高める。そのために色々な方とお話をしたり、発信活動をしたりしていました。
そんな行動とは真逆に、何をしているのかは明確にし切れていませんでした。「独立する!」と決めて動き、ある程度の事業構想はありました。しかし、「何が正解の打ち手かはわからない」と思い、幅を持たせるためにあえて形をあいまいにしていたのです。
そして9ヵ月が経ち、個人事業主の”当事者”として、稼ぐことと理想を追い求めながら、広い世界、人、考え方を知ったうえで気づいたことがあります。僕のこの戦略、クソすぎる(笑)。
何が正解かわからないで模索してるだけなのに、自分の想いや自分自身を売り出そうなんて、中身のない虚像に過ぎないですよね。というか、そもそもそんなことできなくって、それができるのは、すでに個人の名前にブランド力のあるアイドルとかです。
まずは“実”として、自分の強みが何で、どういう課題を解決して対価をいただくことができるのか。そして“理想”として、どんなことをどうしたいのか、そこに価値はあるのか明確に。その両輪に深く、真剣に取り組むことで、ようやく価値(=ブランド)が出てくるんだと思います。
当たり前過ぎることでごめんなさい(笑)。
余談ですが、会社員のときは、会社の看板を背負いながらもいかに”個人”の価値を出すかを考えていました。独立すると、個人が強くなりすぎてしまうので、いかにそれを事業体として見せるのか、という逆の発想が必要なんだと思いました。
今ようやく”理想”と”実”それぞれの芽が出てきたところなので、将来的な法人化も視野に入れて明確にブランディングに打って出ようと思っています。
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