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アイドルの再スタートはかっこいい


2024年9月9日(なんと昭和99年!)
IQ99 5周年ワンマンライブ『5TART』

数字にこだわり抜いたワンマンライブは、多くの皆様に見守られ、無事幕を閉じた。



「今年は白金高輪セレネでいこうと思う」
「イメージを変えたい」
「今のIQがキラキラで可愛いことを伝えたい」
そう話を聞いたのは確か2月頃で、結構大きめの判断にまずは驚いた。

2年連続11月にやってきたワンマンを9月にする時間の無さと、シンプル2倍の箱のキャパ。


あの頃はまだアトラクトフルコースのリリイベ中で、順風満帆とはいかない日々の最中で、嬉しさ2割不安8割の顔つきだった。


別に誰が言い出したわけでもない。ワンマンのためでもない。新メンバーが絶対に欲しいとも、物足りないとも言っていなかったが、素晴らしいタイミングと縁があってあんずちゃん(わたしはあんちゃんって呼ぶので以下あんちゃん)が加入することが決まった。3月だった。

これがほんとうに凄くて、各メンバーリアル5秒で頷いたと思う。いいねって。



あんちゃんは少ない合同練習と自主練の日々、既存メンバーは4人で永遠にやりますよみたいな雰囲気を出しながら水面下で5人の準備をしながら、まずはワンマンの告知。その約1ヶ月後に加入を発表。またその約2ヶ月後に5人でのMVを公開して、ファンのみんなに5人への愛情を募らせてもらうキッカケ作り。


からの、ワンマン。

今回はこの道筋というか、シナリオというか、流れを本当に大切にできたと思う。



だって5周年って、この規模のアイドルグループでは貴重で稀で、奇跡みたいなものなので。


わたしは途中加入で、IQ99としての5年間の重みを直接感じてきたわけではない。でも、アイドルとしてはそれ以上に歩んできたし、それ以前にオタクだし、思い出を崩さないままもっと成長していく姿を見せたいと、それが個人的な今回のワンマンのテーマだった。



5人になるにあたって作詞を任せてもらった『ハッピーエンドストーリー』にも、その気持ちを込めたつもり。


まだ再スタートしたばかりなのに、ハッピーエンドを確約して歌うなんて浅はかだと、笑われるかもしれないけれど
わたしには自信があるから、歌い出しにしてやるぜ!っていう、心意気。

今までも大切な栞にして、あの頃はって振り返れるように。

分かりやすい華を持つ主人公だけじゃなく、悪役を買ってるきみも、ちゃんと誰かの宝物。

ガラクタみたいな昔の経験も絶対活きるし、

目の前の幸せだけじゃない広い視野で、誰も置いていかず幸せにしたい。


そんな気持ちの歌詞。



続けることだけでも評価されるこの狭い業界で、
再スタートを切る勇気と、続けるだけじゃなくて成長し続ける背中を見せる覚悟を、"かっこいい"としなくて何になるのか。


いつまでアイドルやるの?とか、
何になったら成功なの?とか、

そんな話はしてくるなと。
出来る限りずっとやるし、1つ成功したらまた次の成功に向かって続いていくだけだし、だって人生のことやーめた!ってできないし。


明日、また
それを繰り返して、常に最新が最高であるように。


5人での再スタート、改めてよろしくお願いします。


それじゃあ、またね

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