見出し画像

無理をしないキャンペーン、はじめます

仕事を辞めてから、2か月が経った。毎日満員電車に揺られて仕事に向かっていたことが信じられないくらい生活が変わった。

退職してからフリーランスになった経緯はこちらに詳しく書いてあります。


この2か月でランディングページのデザイン、販促チラシやバナーのデザイン、オンラインコミュニティの立ち上げ、メディア掲載記事の執筆から写真撮影やレタッチなど様々なことを経験させてもらった。

仕事は楽しいけれど上手くいかないことの方が多く、未熟な自分に何度も何度も嫌気がさした。

こんな状態でフリーランスだなんて名乗っている自分を恥ずかしく感じたし、会社員時代のように決められた時間でゆるーく働いていても給料が入ってくるほうが楽だし向いているんじゃないかと思ったこともあった。

ほとんど睡眠をとらずに何日も突っ走ったこともあれば、その反動で十数時間寝呆けたこともある。体調も1度崩したし、休日という概念は無くなった。

「自分はもっともっと頑張れる」
「まだまだ足りない」
「もっと無理をしなきゃいけない」

ずっとそう思いながら過ごしてきた2か月だった。
そしてふと振り返ったときにこう思った。

会社員時代より、ニュースを見なくなった。本を読まなくなった。柔軟な発想ができなくなった。

あの時はもっと時間があったから…そんな理由で目を背けてはいけない。自分をアップデートするためのフリーランスという選択だったのに、むしろ退化しているのではないか。

そして、決めた。

生活のため…と踏ん張っていた仕事をひとつお休みすることにした。まずは、今目の前にある仕事をひとつひとつ誠実にやり遂げることを優先すべきだと思ったからだ。

時間に余裕ができれば、心にも余裕ができる。
心に余裕ができれば、色々なことを吸収できる。

もっとこだわり尽くせるし、スピードも上げられるし、勉強もできるし、アイディアだって湧いてくる。

少なくとも、会社員時代のわたしは毎日アイディアに埋め尽くされていたはずだった。(妄想ともいう)ノートいっぱいに今後の展望やらデザインの発想やらを書き殴っていたあの時を、もう一度取り戻したい。

今回の決断は、きっと今後の生活に良い影響を与える選択だったと思う。いや、そうする!


無理こそがアイデンティティだった自分とはもう決別だ。


「質より量!!20代はとにかく無理をしろ!!」と叫ばれる時代にちょっと怖いけど、間違っていたらまたやり直せばいいや(笑)。


いいなと思ったら応援しよう!