馴れ合いではない、「同期」という存在。
サラリーマンを経験した人なら誰しも「同期」という存在がいると思います。
文字通り、「同じ時期」に会社に入った人たち。
同年代で、右も左も分からない社会人1年生同士。距離を縮めるにはこれ以上ない関係性です。
私にも、前職に同期がいます。同じ事業部に配属された人数は15人ほど。配属される前から過酷な合宿や入社式の準備等で顔を合わせる機会が多く、歴代の新入社員の中でもチームとしての結束がとても高かった代だったように思います。
今では半数近くが別の道へ進んでしまいましたが、それでも年末や誰かの送別会があれば全員が集まるほど仲が良いです。
もちろん仲が良いだけではなく、同期であるゆえ比較されることも多く、ライバル関係でもありました。前職には、1年目の終わりに「新人賞」と題して1年で最も成果を出した人が表彰される文化があります。
新人賞の獲得を目指して、1年目はそれはもう死に物狂いで働きました。正直本当に記憶がふっ飛んでいてあまり覚えていません(笑)。私は注文住宅の設計部署にいたので、担当棟数、オプション獲得金額、工期などを含めたポイントによって評価されます。
上長と作戦会議を繰り返し、チームにも助けてもらい、1年目の後半は先輩社員より多い量の物件数を持つほど、とにかく数字に必死でがむしゃらに働きました。
結果、新人賞獲得はならなかったものの、あの時無我夢中でやり切った経験は私の中で大きな財産です。
ここまで頑張れたのも、すぐ近くで同じようにがむしゃらに頑張っている同期の存在があったから。つらい時に「飲み行こか」と支えてくれる同期の存在があったから。
馴れ合いの関係ではなく、互いに高め合える存在が私の自慢の「同期」です。
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そしてつい最近、2月いっぱいで退職をし、有休消化中の同期から「youtube投稿したから見てね!」と連絡が。
彼は、同期の中でもダントツで優秀かつ努力のできる人で、相手想いで行動力もあり、尊敬できる人です。
今回もさすがの行動力で、「カメラ衝動買いしちゃった」の連絡から数週間足らずで初投稿。映像も音楽もとっても綺麗で動画編集始めたばかりとは思えないクオリティだと思います。友人フィルターかかっていたらごめんなさい(笑)。
サムネが愛すべき二人なのが推せる。
やっぱり身近にいる同年代が頑張っている姿は尊いし、自分自身の糧になる。厳しい道を選べば選ぶほど、出会える人の質も上がってくるのだとひしひしと感じています。
今所属している箕輪編集室での出会いも全く同じで、自分の人生に必死に向き合っている人たちと共に過ごせることが私の今の幸せです。
楽しいけれど決して楽じゃない。そんな人たちとこれからも一緒にいたいなと思うばかりです。そのためには自分のレベルももっと上げていかなきゃなと、改めて気が引き締まりました。
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