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「藤原和通―そこにある音」岡山県立美術館 10/14ログ

岡山に行きたいという強い気持ち。
岡山で藤原和通の展示をやっている(〜2024-11-10)。藤原和通はめちゃくちゃにかっこいい音響パフォーマンスをやっていて憧れの人。でも多分その関連展示物は僅かと思われる……。

巡回なしだから行きたいが、岡山出身者の地元美術館での展示ゆえ規模感だけがただただ不安(すごいミニスペースかもしれない)。でも行くしかない、藤原和通だから……の葛藤を2週間くらい続けた結果、新幹線で岡山に向かっている、なぜなら藤原和通だから……。

最高の車窓

せっかく岡山に行くので、OFに行きたかったが今は展示やっていないぽい。以前OFに行った人がながいひるをおすすめされたそうなので、そこに行きたい。しかし夕方には移動しないと人生が終わるので、とにかく岡山県美に行く。今は午前11時41分。

岡山に着いてロッカーを探すも空きなしだったので、いつもの荷を背負って街へ出る。
うまいことバスに乗れたので県美へ、近くのお蕎麦屋さんへ、そして川へ。最高のスペース、最高の天気、もはや動くことはできない。

季節のそば
リス所有のテーブルで休息

天気がよすぎて多幸感がやばい。白鳥と桃のボートも浮いててすごい。死ぬまでに絶対に乗りたい桃。

増殖する桃

このあと、閉館までに観終わらなかったらどうしようと正気になり、美術館に向かう。
そして美術館で最高の体験をする。なんと展示の半分が「音響標定」関連で、藤原が制作した「音響標定」のポートフォリオ内の紙焼き写真、かわなかのぶひろによる「音響標定〔渋谷山手教会隣り空き地〕」の58分の映像も見ることができた。本当に来てよかった。
以前、榎倉充代氏に「藤原和通のファンなんです」と言ったときの「藤原さんの……?」と返ってきたつぶらな瞳を忘れない。

このときの展覧会レビューをアートスケープに掲載いただける予定です。過去の記事はこちら

「藤原和通―そこにある音」図録より

気力尽き、天神山文化プラザに寄らずに帰路へ……。

いつだかの前川フォンタナ


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